2007年8月30日木曜日
ミケランジェロ
2007年8月29日水曜日
2007年8月28日火曜日
2007年8月27日月曜日
予定変更
今日はアムステルダムを訪ねるつもりだったが,新生銀行口座に預金がなく急遽予定を変更,ライデンに留まった.
出発前に入金をしておかなかったのを忘れていて,ネットバンキングで口座間の送金をしても明日にしか引き出せない.
おばか.
そこで思い立ってほぼ10年ぶりにライデン市博物館を訪ねてみた.
17世紀にライデンでは毛織物産業が盛んになり,街の繁栄を支えた.
博物館の建物も,もともとは毛織物工場だったらしい.
そのため,博物館は絵画のみならず毛織物業,さらにはライデン市の歴史を概観できるようになっている.
ライデンの毛織物業と絵画には密接な関連がある.
レンブラントをピークにその17世紀前後にはライデン派と呼ばれる絵画の流派が出,毛織物産業で富をなした人物が肖像画を依頼するといった関係が長く続いたが,18世紀には毛織物産業は衰退し,結果として画家に作品を依頼する注文主の減少をもたらし,絵画の衰退をもたらした.
18世紀以降から20世紀初頭までのライデンの絵画には見るべきものがまったくといっていいほどない.
アールヌーボーの影響を受けた現代絵画,デザインまで,すぽっと抜け落ちている.
ここまで衰退が顕著だとかえって鮮やかな印象を抱いてしまった.
博物館を後にして市庁舎周辺へと向かう.
今日も天候に恵まれたが,若干風が冷たく肌寒い.
が,昨日よりもさらに人出は増えた気配である.
運河に面したカフェにもたくさんの人が繰り出していた.
運河にもたくさんの船が繰り出していた.
スナップモードでがんがんに盗み撮り!?
黄昏時の空と運河もきれいだった.
これは後程.
もう眠い.
出発前に入金をしておかなかったのを忘れていて,ネットバンキングで口座間の送金をしても明日にしか引き出せない.
おばか.
そこで思い立ってほぼ10年ぶりにライデン市博物館を訪ねてみた.
17世紀にライデンでは毛織物産業が盛んになり,街の繁栄を支えた.
博物館の建物も,もともとは毛織物工場だったらしい.
そのため,博物館は絵画のみならず毛織物業,さらにはライデン市の歴史を概観できるようになっている.
ライデンの毛織物業と絵画には密接な関連がある.
レンブラントをピークにその17世紀前後にはライデン派と呼ばれる絵画の流派が出,毛織物産業で富をなした人物が肖像画を依頼するといった関係が長く続いたが,18世紀には毛織物産業は衰退し,結果として画家に作品を依頼する注文主の減少をもたらし,絵画の衰退をもたらした.
18世紀以降から20世紀初頭までのライデンの絵画には見るべきものがまったくといっていいほどない.
アールヌーボーの影響を受けた現代絵画,デザインまで,すぽっと抜け落ちている.
ここまで衰退が顕著だとかえって鮮やかな印象を抱いてしまった.
博物館を後にして市庁舎周辺へと向かう.
今日も天候に恵まれたが,若干風が冷たく肌寒い.
が,昨日よりもさらに人出は増えた気配である.
運河に面したカフェにもたくさんの人が繰り出していた.
運河にもたくさんの船が繰り出していた.
スナップモードでがんがんに盗み撮り!?
黄昏時の空と運河もきれいだった.
これは後程.
もう眠い.
2007年8月26日日曜日
サムネイルの変更
このブログは写真ブログではないので,これまでサムネイルを一番小さなサイズにして統一感を保っていたが,少し大きく変更.
サイズを二つ設定したが,どっちがええやろね.
しばらく試験的に運用して,様子を見るつもり.
今日訪ねた教会内部.
光に満ちた空間だった.
オランダの光は,ドキュメンタリーにもなったほどその独特さが語られてきた.
生まれた頃からこうした光が身の回りに満ちあふれることとなる.
スピノザ,ハイヘンス(ホイヘンス),レーウェンフックにフェルメール.
レーウェンフックの顕微鏡からハイヘンスの光の波動説,スピノザの汎神論からフェルメールのカメラオブスキュラまで,ミクロコスモスからマクロコスモスが渾然と一体化していた.
光とレンズとの密接な関係が世界認識の転換へとつらなっていく奇跡的な時代.
その時代はオランダがはるばる日本まで到達し,東南アジアに派遣を築き上げた時代でもある.
*訂正:派遣⇒覇権
サイズを二つ設定したが,どっちがええやろね.
しばらく試験的に運用して,様子を見るつもり.
今日訪ねた教会内部.
光に満ちた空間だった.
オランダの光は,ドキュメンタリーにもなったほどその独特さが語られてきた.
生まれた頃からこうした光が身の回りに満ちあふれることとなる.
スピノザ,ハイヘンス(ホイヘンス),レーウェンフックにフェルメール.
レーウェンフックの顕微鏡からハイヘンスの光の波動説,スピノザの汎神論からフェルメールのカメラオブスキュラまで,ミクロコスモスからマクロコスモスが渾然と一体化していた.
光とレンズとの密接な関係が世界認識の転換へとつらなっていく奇跡的な時代.
その時代はオランダがはるばる日本まで到達し,東南アジアに派遣を築き上げた時代でもある.
*訂正:派遣⇒覇権
オフの週末
いつもは週末も関係なく図書館通いだったのだが,今年はしっかり週末は休むぞ.
ということで,好天に恵まれた今日もぶらぶら散策をしたのでした.
まずは,教会でのオルガンコンサート.
教会の外観はすでにアップした映像である程度イメージを持ってもらえると思う.
肝心のオルガンはこのような具合である.
この教会でのオルガンコンサートは留学していた時にも一度聴いたことがある.
そのときは記念にCDも購入した.
教会は独特な空間で,建築物としての空間構成もそうだが,オルガンという楽器を配置して,音が内部に満ちていくのを身体全体で感じると一層その感じが高まる.
オランダは宗教改革絡みでステンドグラスに見るものはないが,その分陽の光が直接教会の内側を満たす.
独特な空間であるもうひとつの理由は,床にある.
教会の床は,同時にたくさんの埋め込まれた墓碑でもあるからだ.
状態のよい墓碑は誰がいつ生まれ,埋葬されたか,その氏名や職業が刻まれているのを明瞭に読み取れる.
18世紀後半が時代を下った最後の墓碑だった.
死者は絶えず,教会の空間は限られている.
それまで親族の途絶えた墓碑は新たな埋葬場所として再利用していたが,それもおっつかなくなったのだろう.
ライデンをたびたび訪ねていながら,まだまだ訪ねていない場所が残っている.
今回はそういう場所をできるだけ訪ねようと心がけた(ついつい思いで深い場所を繰り返し訪ねてしまうのだ).
1667年建造の旧市街の門.
手前に見える運河が市を内と外に分けていた.
この門も運河クルーズで船から眺めたことはあったのだが,じっくり訪ねたことがなかった.
天気がよく,今日もこの運河はたくさんの船が行き来していた.
かつて城壁のあったところは,この門の作られる頃に取り払われ,現在では公園になっている.
芝生にカップルが寝そべっていたのをみると,こんなとこ一人でくるもんじゃないよなぁ,としみじみ実感.
美人のオランダ人でもナンパしようかと思ったが,難破沈没することは目に見えているのですごすごと退散した.
ということで,好天に恵まれた今日もぶらぶら散策をしたのでした.
まずは,教会でのオルガンコンサート.
教会の外観はすでにアップした映像である程度イメージを持ってもらえると思う.
肝心のオルガンはこのような具合である.
この教会でのオルガンコンサートは留学していた時にも一度聴いたことがある.
そのときは記念にCDも購入した.
教会は独特な空間で,建築物としての空間構成もそうだが,オルガンという楽器を配置して,音が内部に満ちていくのを身体全体で感じると一層その感じが高まる.
オランダは宗教改革絡みでステンドグラスに見るものはないが,その分陽の光が直接教会の内側を満たす.
独特な空間であるもうひとつの理由は,床にある.
教会の床は,同時にたくさんの埋め込まれた墓碑でもあるからだ.
状態のよい墓碑は誰がいつ生まれ,埋葬されたか,その氏名や職業が刻まれているのを明瞭に読み取れる.
18世紀後半が時代を下った最後の墓碑だった.
死者は絶えず,教会の空間は限られている.
それまで親族の途絶えた墓碑は新たな埋葬場所として再利用していたが,それもおっつかなくなったのだろう.
ライデンをたびたび訪ねていながら,まだまだ訪ねていない場所が残っている.
今回はそういう場所をできるだけ訪ねようと心がけた(ついつい思いで深い場所を繰り返し訪ねてしまうのだ).
1667年建造の旧市街の門.
手前に見える運河が市を内と外に分けていた.
この門も運河クルーズで船から眺めたことはあったのだが,じっくり訪ねたことがなかった.
天気がよく,今日もこの運河はたくさんの船が行き来していた.
かつて城壁のあったところは,この門の作られる頃に取り払われ,現在では公園になっている.
芝生にカップルが寝そべっていたのをみると,こんなとこ一人でくるもんじゃないよなぁ,としみじみ実感.
美人のオランダ人でもナンパしようかと思ったが,難破沈没することは目に見えているのですごすごと退散した.
2007年8月25日土曜日
快晴
今日はいい天気だった.
ピーカンの空.
午前中はこれまで撮影した資料の整理をしたのだが,だんだん作業がアホらしくなってきたので午後は街を散策することにした.
思い悩んだ挙句にはるばる持参したK10Dの出番ついにきたる.
FA50ミリと28ミリを持っていったが,どうも50ミリは望遠ぎみになってしまい早々に28mm一本勝負になってしまった.
最初のぶらぶら先はブルフトと呼ばれる中世の要塞の名残.
小高い丘になっていてそこからの眺望は街並みの低いオランダならではで,結構いける.
これは二つある大聖堂のひとつ.
明日はここの教会のオルガンコンサートに行く予定.
たくさんの人が陽射しを求めて外に出ていた.
運河も船が行き交い,気持ちよさそう.
ぶらぶらいつもの街を楽しむ.
レンブラントがアムステルダムに移る前にアトリエを構えた場所(写真左).
さらに左には20年ほど前に復元した風車がある.
近くの公園にはインドネシア独立戦争で命を落としたライデン出身者の記念碑がある.
昔のことだが植民地と本国における記憶の問題について論文を書いたが,その時にもこの記念碑について簡単に触れた.
今日の猫.
運河沿いの家の軒先に咲いていたバラ.
思いっきり絞りを開放にして撮影したが,FA28mmなかなかええでんなぁ.
もいっちょ.
オランダといえばチャリ.
これはとても典型的な風景.
ぶらぶら歩いてまた最初に見せた教会まで戻ってきた.
帰りは花のオンパレード.
もいっちょ.
写真を撮っている姿をじっと見つめていたネコ.
もしかしてガン飛ばしてるのか.
泊まっている家の庭にも蝶が舞い込んできた.
フクシャにも水をやりましょう.
地図で確認するとこんな具合である.
拡大地図を表示
おしまい.
ピーカンの空.
午前中はこれまで撮影した資料の整理をしたのだが,だんだん作業がアホらしくなってきたので午後は街を散策することにした.
思い悩んだ挙句にはるばる持参したK10Dの出番ついにきたる.
FA50ミリと28ミリを持っていったが,どうも50ミリは望遠ぎみになってしまい早々に28mm一本勝負になってしまった.
最初のぶらぶら先はブルフトと呼ばれる中世の要塞の名残.
小高い丘になっていてそこからの眺望は街並みの低いオランダならではで,結構いける.
これは二つある大聖堂のひとつ.
明日はここの教会のオルガンコンサートに行く予定.
たくさんの人が陽射しを求めて外に出ていた.
運河も船が行き交い,気持ちよさそう.
ぶらぶらいつもの街を楽しむ.
レンブラントがアムステルダムに移る前にアトリエを構えた場所(写真左).
さらに左には20年ほど前に復元した風車がある.
近くの公園にはインドネシア独立戦争で命を落としたライデン出身者の記念碑がある.
昔のことだが植民地と本国における記憶の問題について論文を書いたが,その時にもこの記念碑について簡単に触れた.
今日の猫.
運河沿いの家の軒先に咲いていたバラ.
思いっきり絞りを開放にして撮影したが,FA28mmなかなかええでんなぁ.
もいっちょ.
オランダといえばチャリ.
これはとても典型的な風景.
ぶらぶら歩いてまた最初に見せた教会まで戻ってきた.
帰りは花のオンパレード.
もいっちょ.
写真を撮っている姿をじっと見つめていたネコ.
もしかしてガン飛ばしてるのか.
泊まっている家の庭にも蝶が舞い込んできた.
フクシャにも水をやりましょう.
地図で確認するとこんな具合である.
拡大地図を表示
おしまい.
2007年8月23日木曜日
2007年8月22日水曜日
寒い
最低気温15度で,雨まで降ってきた.
ちと寒すぎや.
オランダでよく見る光景.
ネコ.
このネコはなかなか端正だ.
オランダのネコは大抵ぶくぶくちゃんで,ネコの既成概念を覆すのに充分な体型をしている.
これが標準かな.
買い物に出かけたついで.
やっぱ歴史的な街並みが重層的に存在していると絵になりやすいな.
軒先に花を飾るのも多いから,これも見るのが楽しみだ.
そういや昨日の入管に続き,今日も警察に呼び止められた.
パトカーの止まっている前で信号無視したのでしゃあないっちゃあしゃあないが.
しかしオランダの雰囲気がちょっと物々しくなりつつあるみたいだ.
いやだなぁ.
そんなんなったら人種差別的傾向が復活してマイノリティには住みにくくなる.
ちと寒すぎや.
オランダでよく見る光景.
ネコ.
このネコはなかなか端正だ.
オランダのネコは大抵ぶくぶくちゃんで,ネコの既成概念を覆すのに充分な体型をしている.
これが標準かな.
買い物に出かけたついで.
やっぱ歴史的な街並みが重層的に存在していると絵になりやすいな.
軒先に花を飾るのも多いから,これも見るのが楽しみだ.
そういや昨日の入管に続き,今日も警察に呼び止められた.
パトカーの止まっている前で信号無視したのでしゃあないっちゃあしゃあないが.
しかしオランダの雰囲気がちょっと物々しくなりつつあるみたいだ.
いやだなぁ.
そんなんなったら人種差別的傾向が復活してマイノリティには住みにくくなる.
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