2008年2月29日金曜日

好天

今日は天気がよかった.

梅の写真を数枚キャンパスで撮ったあとは,憲法の成績の確定をしていた.
試験をすると合否の白黒がはっきりつくので,今年度はエッセイと課題,出席状況を総合的に判断することにしたのだが,正直200人分はキツイ.

同じことが明日レポート提出締切にしている別の科目でも残っているので,げんなりしてくる.
しかも,読んでいてかなりの割合がコピペレポートとなると給料のためとはいえ時間の無駄だわな.

すれ違った同僚はヨドバシカメラにいくといって去っていった.
いわゆる「専門」の教師は樂チンでいいなとあらためて実感.

2008年2月28日木曜日

家の琢磨君

ついでに調べてみた.

身長(焦点距離)の低い(短い)ものから.
表記はF値を先に.

3.5/28
2/35
3.5/35
1.4/50
2/50 (K)
1.8/55
4/45~125
3.5/135
4/200

2/50と4/45~125がKマウントである以外はすべてM42.
先日購入したA 1.2/50はここにあげていない.

まあまあ揃ってるかな.
琢磨君コンプリートを目指すと破産するのでやめておきます.

といいつつ,M42マウントのFujinonレンズ(16ミリと85ミリ)を購入予定なのだが.
あ〜,アンジェニュー試してみたい.

ちんぷんかんぷん.

2008年2月26日火曜日

琢磨君

親父からのお下がりの琢磨君のなかに3.5/28が一人紛れ込んでおった.
こやつはなにぶんにもホコリやカビ臭いので,鹿児島の温泉ですっきり垢を落として福岡に戻ってきた.

しばらくは鳴りを潜めておったが,最近むずむずと頭をもたげてきたので先週から相手をすることになった.



ベランダからのいつもの風景.
遠くの山がうっすらと雪化粧している.

このベランダから写すと大体レンズの特性をわかるようになってきた.



小学生の下校時間に遭遇.
いまだに黄色い帽子をかぶっているのが懐かしいやら,古くさいやら.



先週21日にキャンパスで撮影した梅.
やはり天気がいいと映える.



椿.



今日の梅@キャンパス.
全体に露出オーバーなのは,シャッタースピードが1000でも遅かったから.

最初の梅の写真のようになるはずだったのだが,ISO400のフィルム感度だと強すぎる.

明日は社会保険事務所まで出かけないといけない.
筥崎宮を通過するので,自転車でカメラ担いでいけばちょうどいい道草になるかな.

2008年2月24日日曜日

K20D & K200Dトークライブ

12時からなのでもう始まってしまってる.

大至急出発.

帰宅.

ということで,エルガーラ・ホールまで行ってきた.
新製品の開発にまつわるエピソードや新しい機能を写真家が解説するトークのコーナー以外にも新製品を実際に使ってみるコーナー,そして一番人気がそれらを使っての撮影会だった.

新製品のスペックなどについてはとりたててここで言わなくても雑誌が詳細に特集してくれるのでいい.
並みいるスターレンズも室内で試し撮りしてもちっともわからないのでこれもいい.

唯一,発売前にも関わらず即予約してしまったDA35 Limitedについては,撮影会でも実際に使ってみたうえでやはり購入することに決定.



で,そのレンズを使って撮ったのがこれ.
シャッタースピード1/90,F4.5,ハイパープログラム,EV+0.5,ISO400という設定だった.



ん〜,仕事関係に知られるとやばいかも・・・

SLついでに

鉄道だよな,SLと聞いて一般の人が想起するものは.

SLついでにアップし忘れていた写真をもう1枚.



1月中旬に撮った冬空.
きれいにスカッと抜けました.

梅の写真

太宰府ではあまりにも多くの梅の写真を撮ったので,どれをアップすべきか選ぶのが大変.
そこで,ちょっと前にキャンパスで写したものをアップすることに決めた.



紅梅白梅というのが常だが,なぜ紅梅が先なのだろう.
ちなみに「左右(さゆう)」というが,なぜ「右左(うさ)」といわないのだろう(みぎひだりとは言うのに).



こちらは紅梅.

以前も触れたが,白梅よりも咲きが早いのはなぜだろう.

カメラはPentax SL Black
機械式のカメラで30数年前のカメラ(リンク先のレンズは別もん).
レンズはApo-Lanther 3.5/90をフィルム(DNP Centuria 400)の撮影で初使用(リンク先のレンズが使ったやつ).
ネガをスキャンしてみた.

結構いけるやん.

太宰府

梅を見に行った.



境内には猿回しが.



竹馬に乗ることと,輪っかをくぐるのが主な芸.
もうちょいがんばれ,と心の中では思いつつ,とにかくすぐ休みたがる猿を見てとても人ごととは思えずについついご祝儀をはずんでしまった.
猿もしんどいんだよ.

そういや,去年の旧正月はジャカルタの華人街で猿回しを見たっけ.

あれは猿用の小型自転車に猿を乗せて,人が猛烈な勢いで引っ張り回すもので,猿回しというよりは見てるこっちの目が回るものだった.



牛に願いを.
縁結びか,合格祈願か,はたまた美容長寿に成金か.

季節柄,絵馬は合格祈願であふれかえってた.



梅の写真は撮りすぎてどれをアップすべきか決断できず.
それにしても,中国からの旅行客の多いこと,多いこと.
「一衣帯水」ますます実感.

2008年2月23日土曜日

また散財の話

買った.
また買ってしまった.
標準レンズを買ってしまった.



大したものを撮るわけでもなく,大した腕があるわけでもなく.
それなのに,大したレンズを買ってしまった.

このレンズ,開放1.2ということで,とにかく明るい.
どっしりしているレンズで,手触り感もあわせて,とても満足している.

あ,肝心の写り具合はというと,絞って撮ってみるとよさがわかる.



いつもの場所からいつもの空ばっかりだが.



超逆光状態なので,ゴーストは仕方ないだろう.

夕焼け空も写してみた.



淡い中間色,ピンクの乗り具合をみてみたい.



早速フィルムで写り具合を試してみるつもりだ.

最後にもうひとつ買ったものの紹介.



最近疲れがたまってるからなぁ.

2008年2月22日金曜日

京都拾遺

AGFAのフィルムで撮影した京都等持院の庭.



三条室町の上空.



濃厚な色合いが特徴といわれているにもかかわらず,仕上ってきたネガをスキャンしてもあっさりしたものだった.

この京都行きの日は,ちょうどなだしおの事故から20年の日だった.
あの時も情報を隠して,責任逃れをしようとしていた自衛隊だったが,今回イージス艦(!)が漁船(!!)と衝突した事故でもまったく体質に変わりがないことを露呈したようだ.

都合のいいときは「国民の生命と財産を守る」とか言ってるくせに,いざとなると組織防衛の論理が優先する.
戦前の軍隊から何も変わっちゃいないってことか.

防衛大臣の罷免もいいが,防衛省の降格を野党には要求してほしいものだ.

2008年2月20日水曜日

屋台

近所の香椎参道にも屋台がでる.



参道と国道3号線との交差点にあるのだが,かつては4〜5軒の屋台が週末には並んでいた.
転出する同僚の送別会のあと屋台でおでんを食べたのだが,もはや2軒しか屋台が出ていないのだ.

福岡市は屋台の営業について好意的ではなく,直系の子孫にしか営業の継承を認めていない.
香椎の屋台は風前の灯で,天神でも将来は明るくない.

屋台は福岡の観光の売りになっているのに,どうするのだろうか.



屋台の中はこんな感じ.
今はおでんのおいしい季節だ.
が,早めに行くとおでんつゆがしみ込んでいない.

とんこつラーメンはかなり濃いめ.
玉子ラーメン600円なり.

天神に出かける

修理に出していたレンズを引き取りにいくため天神に出かけた.

OM用のレンズで28ミリ,開放での絞り値が2という明るい広角のレンズ.
2万ちょっとで中古の商品を購入したのだが,ちょっと掃除をしてもらおうと思ってオリンパスのサービスステーションに依頼したものだ.

ところが,レンズに目に見えないカビがびっしり付いているとのことで,なんと5枚のレンズすべてを交換という大掛かりな修理に発展.
当初8千円程度と見積もっていた修理費用が2万弱に跳ね上がった.

5枚のレンズをすべて交換すれば,結果としては新品になる.
新品同様の製品が4〜5万程度で流通していることを考えると,回り道して同じとこに行き着いた気分であった.

天神に出たついでに先日京都に履いていったチャッカブーツを磨いてもらおうと道ばたで靴修理しているおっちゃんのとこに寄ってみた.



作業中のおっちゃん.

ブーツについた泥を見ていきなり「筍でもほりにいったんか?」ときたもんだ.
話せばここで20年ほどの商売らしい.
朝9時頃から夕方6時まで,とのことで,ブーツを磨いてもらって600円なり.



待ってる間,ぱちりぱちりと周辺を撮ってみた.

その後オリンパスのサービスステーションにレンズを引き取りに行き,ついでにもう一本掃除を依頼してから一休み.
ただでさえ人通りの少ない火曜日なのに,輪をかけて誰もいない茶店で一服してきた.



建築系の書籍がおいてあって,こりゃ何時間でも暇つぶしになるわ,と思いつつお茶を飲んでいた.



ここの売りは緑茶.
お湯もちゃんと釜で湯を沸かし,急須も含めいかにもモダン和テイストでまとめている.
福岡にしてはがんばってるな〜と,これからごひいきにしてみようかと思い家路についたのでありました.



おまけは晩飯を食べた店のテーブルにおいてあったローソクを露光オーバーで撮ってみた.
おしまい.

2008年2月19日火曜日

京都でM42

京都〜大阪訪問のお伴をしたカメラは,K100DとBessaflex TMの黒.



ブラックのBessaflex TMは,生産中止の上にどこも在庫切れで,中古の価格も高値推移だったのに,ある日突然東京のカメラ店に新品の在庫が入荷した.

HPでたまたま見かけ,狂喜乱舞しつつ即購入,京都へ出かける直前の朝に届き,大急ぎでウルトロンの40ミリをくっつけて,リバーサルフィルムをカメラに突っ込み,予備にAGFAのフィルムを持っていった.

本日仕上がってきたポジから4枚ほどアップ.



金閣寺へ向かう境内にて.

お次ぎはいかにも,な1枚.



ちょっとオーバー気味かな.
でも,湖面の鏡像もしっかりと写り込んでいる.

この1枚はスキャン時のホコリも気になるが,今はレタッチが面倒なのでそのままアップ.

お次は龍安寺境内.



手前や脇の樹のボケかたを確認できる.

最後は衣笠山を望む境内の池.



あと少しだけ絞ってもよかったかな.

AGFAのフィルムも今日ラボに出したので,どのような写り具合か確かめるのが楽しみだ.
前にOM-2でAGFAを使ったときは,近所のカメラ店に出したばっかりに,通常のフィルムと同じ現像処理をされてしまったからなぁ.

Bessaflex TMは,シルバーとブラックが揃ったわけで,シルバーには以前アップしたようにTopcor 1.4/58の復刻レンズをつけて,ブラックにはプラナーの1.4/50の体制でいこうかと思う.

今回のUltron2/40も手軽なので機動性重視のときには重宝しそうだ.
今川焼の名にふさわしい.

2008年2月18日月曜日

母校を訪ねた話

先週の京都滞在中,10年振りだろうか,学部時代を過ごしたキャンパスを訪ねてみた.
80年代の「国際化」の流れを受けてできた新設の学部で,入学試験の倍率が36倍くらいだった.
初物に飛びつくやつには一風変わった人物も多かった.

キャンパスもまた一風変わっていて,擬古典風の建物はみんなから「パルテノン」と呼ばれ,正式名称が西園寺記念館であることを知らない者もいたくらいだ.



初年度の学生が200名で,男女比がほぼ半分.
帰国子女やらハーフの学生やらいて,「英ペラ」の同年代なんてはじめて遭遇した.

授業は1回生の前期で早々に脱落し,結局単位だけとってまじめに講義を受けたことなど皆無に近かった.
しかし,友達に会うためにはキャンパスに行かざるを得ず,授業には出ないが大学には毎日出没するという生活パターンが定着していった.



メインキャンパスから離れていて,金閣寺の裏に位置している.
玄関口から向かって見える木立の向こう側が金閣寺.

その後学生数の増大と,手狭になったメインキャンパスから経済系と理工系学部が草津に移転したこともあり,国際関係学部も2000年にはメインキャンパスへと移転することになった.



正面に見えるのが現キャンパス.
玄関の上には学部創立20周年の横断幕が掲げられていて,愕然とした.
入学したときに生まれた子供が今や現役の学生というわけだ.



「パルテノン」は,その後2年ほどロースクールとして使われたのだが,これも交通の便の良い二条駅前に移転してしまった.
訪ねてみたときのキャンパスは,物置と化していて,天気の良い日には寝っ転がったり昼飯を食べていた芝生も荒れ放題になっていた.



メインキャンパスも時計のあるシンボル的建物の前が整備され,様変わりしていた.



正門が閉ざされ,人気のない「パルテノン」で遭遇したのは一匹の白い猫.



時々食事に出かけていた「グリル衣笠」,通称「グリ衣」が未だに営業していたことだけが変わらないことだった(ググってみたら結構ヒットした).
が,15年振りに食べたトルコライスからは,魚フライが消えていた.

学部生時代が今までの人生で一番楽しかったな.

ひとまず先週末の京都〜大阪訪問分は(まだまだあるけど)おしまい.

2008年2月17日日曜日

研究会

昨日はインドネシアにおけるイスラムの現状に関する研究会だった.
内容をきちんと理解していけるかどうか,学内業務で錆び付いた脳みそにカツをいれつつ報告を聞いていた.

自分の知らない研究領域の話を聞く場合,退屈で途中から上の空になるか,脳みそが働きだして最後まで話にくっついていくかいずれかになることが経験上多くみられることだ.
しかし,最近は職場で学生のキャリアに関する授業など負担させられている現状では,ちょっとでも研究に近い話を聞けることが幸せに思えてくる.

打ち上げは餃子.



今週は火曜,木曜,金曜と痛飲し続けたので,肝臓がもうおっつかない.
金もおっつかない.
というわけで,3次会で帰らせてもらった.

徒労.

大阪

先週の大阪訪問時の写真をアップ.



夜の大阪ドーム.
ライトアップがちとSF的.

目的はこれ.



25周年振りのポリス再結成コンサート.

70年代後半のパンクムーブメントから出てきつつも,独特の音楽センスとテクニックで80年代初期のロックを牽引するグループへと成長していった.
傑作アルバム「シンクロニシティ」発売後活動休止.
シンクロニシティ・ツアーは日本まで来ることはなかったので,今回の来日公演がはじめてシンクロニシティからの楽曲を生で聴く機会となった.

演奏は正直,年齢を感じさせるものだった.
特にスティングの声の衰えが目立ち,PAの調子がイマイチなこととあいまって,全盛期ポリスの演奏を期待した人には物足りなかったかもしれない.

おいは3人がステージで次々を馴染みの曲を演奏してくれているだけで満足だった.
ということで,コンサートの後は夜の梅田へ.



寒い日はおでんにかぎる.



串揚げもうまかった.

阪急に乗ってゴトゴト京都へ戻ると,まんま学生時代とおんなじやん.

2008年2月16日土曜日

等持院の庭



苔に椿.

椿を中央ではなく,画面の隅に配置して撮影したものもある(構図的にはそのほうがいい)のだが,残念微妙にピンぼけのため,こっちをアップしておく.

苔はスクリーンのような効果を醸し出してくれるので,光と陰と色彩の組み合わせを感じることができる.

さて,今日はこれから研究会.

2008年2月15日金曜日

京の夜

京都では喫茶店によく行った.

四条界隈にはソワレやフランソワをはじめ老舗がひしめいているが,地場のチェーン展開している喫茶店にイノダコーヒーがある.

本店は町家風の雰囲気のある建物で営業していたのだが,約10年前に出火.
その後再建されたが,残念ながら雰囲気ががらっとかわってしまった.

それからは三条店をよく利用するようになった.



カウンターが独特で,円を描いている.
中で給仕がとりしきる姿を見ながら他の客の様子もうかがえる.

ここも市松模様の床が独特の雰囲気を醸し出していたのだが,滑って客が転倒するのを防ぐという名目で張り替えられてしまったことがある.



福岡にもこんな喫茶店が欲しいところだ.

もうしばらく大阪,京都の様子をアップする予定.