2010年12月30日木曜日

久々のFA77 Limited.

送信者 女子大猫

急に寒さが厳しくなってきたが,無事に冬を越せるのだろうか.
心配だ.

2010年12月29日水曜日

年末の面倒な作業

DVDレコーダーのDVD部分が故障した.

最初はDVD-RAMを認識しなくなり,次に書き込みエラーが頻発するようになり,最後にはDVDディスクを挿入してもまったく認識しなくなってしまった.
内蔵HDDに録画されている番組を救済せねばならない.

東芝のプレーヤー(RD-XS43)なので,東芝製のレコーダーを購入すれば,機器どうしをLAN接続してデータを移行できるらしい.
しかし,ブルーレイのレコーダーはすこぶる評判が悪いようで,購入を躊躇してしまった.

仕方がないのでパソコンにフリーのソフトをインストールして,データの移行をせっせと始めたのだが,結構時間がかかる.
30分の番組で転送にだいたい20分ちょっと要する.
レコーダーに録画した番組の総計が60数時間だから,すべてを移行するまで気が遠くなりそうだ.

2010年12月27日月曜日

週末に読んだ本

年末が近づき,しばらく本を読み通していなかったことに焦りを覚えて,比較的最後まで読み通しやすい新書を二冊.

「奈良の寺」奈良文化財研究所編,岩波新書
「丸山真男」苅部直,岩波新書

この間奈良を訪ねたときに立ち寄った元興寺と春日大社についての記述だけでなく,興福寺や東大寺といった超有名所から西隆寺,大安寺など,あまり観光客が足を伸ばさない寺についても扱っている.

研究所の所員が,おそらくそれぞれの専門を背景に,その寺に関する歴史,建築物や発掘成果を踏まえた説明をしているので,たんなるガイドブックを読むよりも面白い.

研究所が法人化されてまもない頃に出された本のようで,独法化に伴ういろいろな心配が背後に潜んでいることを推察してしまった.

丸山についての新書は,今頃の感もなきにしもあらず.
没後,雨後の筍の如く出版された書籍や論文は,そのほとんどが丸山の著作を読んだことがある読者層を自明としていた.

この新書は,丸山の生涯をたどりつつ,時代時代の代表的な著作のエッセンスを説明している.
出版社の方針もあるだろうが,丸山を読んだことのない読者層が前提とされて書かれたものだ.

自然と作為という初期のスキームから,古層への転換を踏まえながらも,晩年に顕著となる異質な他者との接触という視点を強調しているように感じた.

読みやすく,一気に読了したのだが,やはり丸山自身の著作を読むのが一番エキサイトするな,とあらためて思った次第.

これら新書に比べてなかなか読み進まないのが,みすずから翻訳の出た「春の祭典」.
英米系社会史の著作は,凝集度が低くて,だらだらと書き連ねているようなものが多く,この本もそういった類の一冊なのか,判断しかねているところだ.

それにしても,第一次世界大戦前後の美術・音楽・舞踊の面白いことといったらありゃしない.

2010年12月26日日曜日

不老庵の蕎麦

香椎宮脇の蕎麦屋,不老庵を先日訪ねた.
蕎麦絶滅地区ともいうべき福岡でこれくらいしっかりとした蕎麦を,しかも自転車で行ける距離で食べることができるのはとても嬉しい.

新そばの季節でもある今は,ざるを食べるのがふさわしい.
そば湯も濃い目で,これも私好み.

しかし,店内を切り盛りしている女将がいただけない.
なにかあると必ずと言っていいほど客に対して余計なひと言ふた言を付け加える.

閉店15分前に入ってきた客に対して「2時半が閉店です」と言ったりすれば,とっとと帰れと受けとられかねないし,その2時半前にはさっさとのれんを片付け出す.

そば湯のおかわりをすれば「蕎麦汁は有料です」とか「たくさんそば湯をいれてるんですけどね」等々.
ざる大盛りを頼んでも蕎麦汁は変わらないし,どこの蕎麦屋でもそば湯を頼めば蕎麦汁も追加するのにこれには驚いた.

先日頼んだざるでは薬味の葱も少ないし,これももう少し増やしてくれと言ったらきっと嫌味と受けとられかねない返答がついてくるのだろう.

だいぶ昔に訪ねた折にはこのおばさんは接客していなかったはず.
店内の切り盛りが必要だと思い,登場してきたのかもしれないが,せっかくの味を台無しにするような余計なひと言ふた言は封印してもらいたいものだ.

これは無理な要求かもしれないが,板わさや蕎麦がきなど,おいしいつまみも揃えているのに,閉店が午後2時半じゃあ,蕎麦をつまみにいっぱい引っかける客なんていったいどこにいるのだろうか.

2010年12月20日月曜日

ウェルザー=メストのブルックナー

先月にFMで放送されたウィーン・フィルの来日公演を聴いている.
当初小澤征爾が指揮の予定だったらしいが,体調不良でキャンセルし,代役がウェルザー=メストとなった.

曲目は,ワーグナーのトリスタンとイゾルデから前奏曲と愛の死.
後半はブルックナーの交響曲第9番.

ブルックナーの9番を聴いているところだが,なんてさわやかなのだろうか.
ブルックナーというと,とにかく重厚な演奏が好まれることが多く,オルガン的な響きのオーケストレーションも相まって,脂身を霜降りにしたステーキを食べるようなこってり感に食傷気味になることも多々ある作曲家だった.

ティーレマンのような重厚長大志向とは異なり,ある意味「軽い」ブルックナーなのだが,そのおかげもあり内声部も含めて見通しのよい演奏になっている.
3楽章冒頭の表現も,ちょっとこれまで聴いたことのない弦の扱いで,面白かった.

シャイーのブルックナーくらいから,ブルックナーの音の響きを過剰な重々しさから解放する演奏が出てきたのだが,ウェルザー=メストも基本的にそういったアプローチをとっているのかもしれない.
確かクリーヴランド管を指揮した7番を録画していたはずなので,後で探しだしてこちらの演奏も確認してみよう.

ウィーン・フィルは今回の来日公演で,当初はサロネンがマーラーの9番を振る予定だったので宮崎まで出かけようかかなり悩んだのだが,サロネンもキャンセルとなってしまい,結果的にはチケットを購入せずに正解だったかな.

2010年12月18日土曜日

餃子一筋馬上荘

オピッツのリサイタルで気分を良くした後,西新にある餃子専門店,馬上荘まで足を伸ばしてみた.
この餃子店は,朝日新聞の地域情報版アスパラに紹介記事があったため,オピッツのリサイタルとは逆に,当初は大いなる期待をもって出かけた.

送信者 日々是好日

結論から言えば,滅多にないもう二度と行くことのない店に速攻指定でした.
王将のほうがはるかにマシ.

こじんまりとした店構えにのれんをくぐるまでは期待を膨らましてたのだが,店に入ればいらっしゃいませのかけ声ひとつない.
店員は,店主,その妻,娘とおぼしき3人だが,みなテレビに見入ってこちらを見向きもしない.

しょうがないので勝手に席に座ってしばらく待っていたところ,やっと注文をとりにきたのだが,これも餃子については一切説明なし.
きっと常連でもっている店なのでしょう,こちらのような一見さんはどうでもよい雰囲気.

出てきた餃子は一個親指程度の大きさで,10個で480円.
皮はもちもちとした食感で悪くないのだが,いかんせん具が少なすぎ.
わが家や餃子の李で出てくる一個あたりの半分以下の大きさでこの値段ははっきりいってぼったくりでしょう.

これは先日作った我が家の餃子.

送信者 日々是好日

水餃子と焼き餃子で堪能しました.
味も我が家の餃子の圧勝.

客に対して過剰にへりくだる店も居心地悪いが,ここまで嫌な思いをさせる店も珍しい.
今泉珈琲以来の福岡最悪店舗リスト入りとなった.

まぁ,クチコミとか新聞の紹介記事はアテにならないことをあらためて確認したわけで,雑誌の紹介記事やネットやらの紹介情報で良い評価だからといって,実際にそうとは限らないという当たり前のことを忘れていました.

ゲルハルト・オピッツのリサイタル

木曜日,ゲルハルト・オピッツのリサイタルがアクロス福岡であり,当初は行かない予定だったのだが,うんざりすることの多いここ最近の諸々から気分転換が必要と思い,当日券を購入すべく急遽出かけていった.

座席についてはあまり期待していなかったのだが,当日券でも割と良い席が残っていて,幸い購入することができた.
当日券を販売していた係の方が招聘を企画した人のようで,思ったよりも良い席が残っていることから少ししゃべりこんだ.

3年ほど前にオピッツが福岡でリサイタルを開いたときは,テンペストやら悲愴,月光に熱情などの中期の代表的なソナタをまとめて演奏したらしく,招聘を企画した人曰く,今回はその時に演奏できなかったワルトシュタインを弾いてもらいたい,という強い意志が実現した結果らしい.

ところが,ふたを開ければ売れ残りの多いリサイタルになってしまったらしく,福岡の聴衆についてあれこれとボヤくことしきりだった.
東京でのリサイタルはシューベルトで構成していたようだが,これも客の入は芳しくなかったようだ.

肝心のリサイタルは,田園,18番,告別,ワルトシュタインといった曲で構成されていて,こちらとしてはとても満足のいくプログラムだった.

とりわけ,小ぶりでかわいい曲調の18番や田園といった曲でののびやかで晴朗な印象は,急遽リサイタルに出かけてよかったと思わせるものだった.

リサイタルの目玉となるワルトシュタイン.
この曲は,ギレリスやポリーニの一部の隙もない演奏が好きで,頻繁に聴いている.

今回リサイタルで聴いたオピッツのワルトシュタインは,そこまでかっちりとした堅固な構築物として再現するという演奏ではなかった.
しかし,2楽章の歌わせ方など,適度な感情表現にあふれ,印象のよい演奏だった.

そういえば,かつてオピッツがNHKの番組で一躍有名になったのは,もう10年以上前になるのだろうな.
個人的には,彼の演奏でぜひとも最後の三つのソナタを聴いてみたいものだ.

送信者 日々是好日

会場で販売していたCDを購入した人にはオピッツのサインがもらえるようで,リサイタル終了後,楽屋入り口に列を作っていた.

2010年11月28日日曜日

ある日の朝食

ベーコンエッグ.

送信者 日々是好日

黒胡椒と塩のふりかけ具合で味わいが変わるのを面白がっている.

久々に取り出したPen F.
さらに,久々に取り出した20ミリ.
開放値が3.5と暗めだが,ペンで撮るにはこれくらいがちょうどいいのではないかと感じだしている.

一番明るい1.2/42もこの機会に使ってみたが,開放での描写があまりきれいではなく,ほとんどがもやっとしたピンボケの仕上がりになってしまった.

2010年11月4日木曜日

香椎教会前

iPhone用のトイカメラアプリを購入してみた.
とりあえず,こんな具合に写る.

送信者 日々是好日

無料のアプリで重宝しているDark Roomを使うとこんな具合.

送信者 日々是好日

キツメの発色のせいで,実際にはやや色あせ気味の部分が隠されるのは好都合.
意図的に周辺光量を落としてセンター部を浮かび上がらせるような効果が出ている.

出番あるかな.

2010年10月26日火曜日

アラーキーのカメラ

先ほど,NHKで今年の夏アラーキーを取材した番組を放映していた.

以前から彼がスタジオ撮影でペンタックスの67を使っていたのは知ってたが,街撮りに持っていたカメラが一台はLXで,もう一台はMZ-3だったようだ.

LXは望遠レンズをつけての撮影で,彼と望遠レンズの組み合わせが意外だった.

前立腺がんということだが,もうしばらく進行が遅れるよう祈るのみだ.

2010年10月21日木曜日

プロミネント用標準レンズをLマウントで使う@ノクトン編

引き続き,プロミネント用標準レンズとして誉れの高いNokton 1.5/50をレオタックスKに装着してみた.
このレオタックスのボディは,2007年に広島光学でオーバーホールしているので,メカニカルの部分で支障はないはず.

撮影場所は香椎宮.
10月17日の秋の氏子大例祭の日で,流鏑馬を生まれて初めて見ることが出来たのだが,こちらの写真はさすがにレンジファインダーでは無理.
後日K10Dによる写真をアップ予定.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

同日は境内で中学校の剣道大会も開催されていて,この神社に初詣をのぞいてこれだけ人がいるのをみることはかなり珍しい.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

ボケボケの狛犬.
ピントをしっかり合わせたはずなのに,おかしい.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

ウルトロン同様,逆光気味の描写はすこぶる弱い.
早く純正のフードを安く入手したいものだ.
2万近くするからなぁ,海外から買うと.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

これも,確実に手前の月桂冠にピントを合わせていたはずなのに,おかしい.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

これもそう.獅子の鼻頭にピントを合わせていたはずなのに...

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

平和な風景.
極めつけは,これ.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

しかし,このアダプターだが,IIIbにつけて使った時も無限遠が出るというよりも,ピントリングが無限を超えて回ってしまう.

近接でピントがずれているのは,距離計との連動がうまくいっていないのか,カメラ本体の問題なのか,アダプターの問題なのか,いくつかの可能性が考えられる.
購入した業者にひとまず問い合わせたところ,交換用のアダプターを発送するとのことだったので,待機中.

それにしても,久々にプロミネント用のレンズを使ってみたら,本家のプロミネントも使ってみたくなった.

2010年10月20日水曜日

プロミネント用標準レンズをLマウントで使う

以前購入してから,ボディであるプロミネントのあまりにも面倒な操作方法ゆえに出番のなかったNokton 1.5/50とUltron 2/50.
プロミネント用に開発されたレンズで,描写には定評のある個性的なこれらのレンズを,なんとか使えないものかアダプターを探したりマウントの改造を検討したことがある.

アダプターは宮崎光学で制作していたらしいが,一般に流通している気配がない.
マウントの改造をお願いすることになると,おそらく一本で3〜4万は出費を覚悟しないといけないらしい.

そんなある日,ヤフオクで偶然見つけたのがプロミネント用標準レンズをLマウントにつけるためのアダプターだった.
中国は上海のメーカーらしいキポンのもので,無限遠を含め不具合の生じた場合には交換や返金に応じてくれるとのことだった.
1万4千ちょっとで落札して届いたアダプターを介して早速バルナックライカのIIIbに装着してみた.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

沈胴式レンズばかりつけていたから,装着当初はえらくデカイ玉に見えたが,慣れてくるとこれがなかなかカッコいい.

で,ひとまずウルトロンをつけて週末に撮影してみた.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

プロミネントで撮影するよりもはるかに容易だ.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

とはいえ,バルナック型のレンジファインダーだから,相変わらずピント合わせには手間がかかる.

開放での1枚.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

ボケ具合はいかがでしょうかね.

街角スナップ的にはやはりこういうのがちょうど良い.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

ぶらぶら歩いてたどり着いたら冷泉公園.
子どもがたくさん遊びにきていた.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

地区の運動会もあったらしく,万国旗がはためいていた.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

さらに歩みを進めて櫛田神社に到着.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

夕方の逆光気味での一枚なのだが,フレアが出ていて,フード必携のレンズであることを認識.
でも,それ以外だと絞ると結構いい.

次の1枚なんて,色のりもなかなかで,絞り4〜5.6ぐらいで撮る機会が多くなりそうだ.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

近接撮影はやっぱり難しい.
目一杯寄ってこんな感じ.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

一緒に持っていったフレクトゴン35ミリ(K10Dに装着)だとここまで寄れるもんなぁ.

送信者 Flektogon 2.8/35 Zebra

櫛田神社の大銀杏.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

わずかに残る博多べい.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

ノクトンはレオタックスに装着して撮影してみたのだが,これは後日アップする予定.
さらに,プロミネントで撮影したらどうなるのか試してみる気になった.
まぁ,レンズが同じならマニュアルカメラの場合デジカメと違って描写が大きく異なることはないはずなのだけれども...

レンジファインダーでの撮影は時間をかけるので,久しぶりにゆったりとした気分にもなれた.
天気も良かったし.

2010年10月16日土曜日

レンズが届く

写真レンズ工房へオーバーホールに出していたレンズが戻ってきた.

35ミリが3本と,50ミリが1本.
35ミリは開放値2のレンズが2本で,3.5が1本.

カビがあったりクモリがあったりと,肉眼では確認できなかった障害を除去.
一目見てもみちがえるようになっていることは明らかだ.
ピント調整と解像度のチェックもあわせてしてあり,それぞれのレンズに対して短いコメントがついていた.

SMC Takumar 3.5/35は,なんとピントのズレが基準値を大きく超えていたようで,無限が出ていなかったとの指摘を受けていた.
SMC Takumar 1.4/50は,解像度チェックでは,スターレンズ並の高解像度を保っているらしい.
うれしいことだ.

それにしても,宅配で出してから1週間もかからずに戻ってきた.
早いし,仕上げも素晴らしい.
なにより,工賃が安い.

週末の試し撮りが楽しみ.

2010年10月14日木曜日

ポリーニの講演会

抽選結果がメールで送られてきた.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先日お申込みいただきました、
講演会『ポリーニ 現代音楽を気鋭の作曲家、藤倉大と語る』
ご招待ですが、厳正なる抽選の結果、お客様は残念ながら【落選】となりました。

ご応募ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ということらしい.

政治の話をぜひ聞きたいのだが,藤倉大が聞き手だとすれば無理だろうな.

筥崎宮蚤の市

先月の護国神社に続いて,11日の休日におこなわれた筥崎宮の蚤の市をのぞいてきた.
天気もいいので自転車でのんびり20分.

参道の両側に露店が並んでいる.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

前回開催された時は8月の暑い日で,やや熱中症気味になるほどだったが,さすがにこの日は過ごしやすく,蚤の市をぶらぶらするには最適の一日だった.

食器,時計,カメラ,玩具といったところにどうしても目がいってしまう.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

ビクターの灰皿.
ビクター犬の置物も売っていて,ややそそられたが購入は見送った.

今回目にしたもので面白かったのが従軍記章.
古いもので日清戦争のものから売られていて,誰がどのように使っていたのか興味を持った.

さらに目を引いたのがこれ.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

肉弾三勇士.
出店者にきいたところ,グリコのおまけとして売られたものとのこと.
お値段,1万5千円なり.

確かに,肉弾三勇士が玩具のおまけとして売られたことは,どこかで目にしたことがあり,説明を聞きながら「そういえば」という感覚にとらわれた.

ピントがやや後ろに合ってしまった.

他にもいろいろ売っている.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

送信者 SMC Takumar 3.5/35

いったいどんな薬が入っていたのか.
台として使われている木箱は日本麦酒.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

写植の時代も過去ということか.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

犬も昼寝に誘われる陽気.
来月も足をのばしてみたいものだ.

持参したカメラはK10DにアダプターをかましてSuper Takumar 3.5/35.
開放値はそれほどだけど,その分,安心して開放でビシバシ撮れる.

2010年10月11日月曜日

MJQ特集

ラジオ深夜便でMJQの特集をやっている.
今日は,ジャンゴ・ラインハルトの特集もあって,ジャンゴの孫が渡辺香津美と共演していた.

MJQは,かつてリユニオン・コンサートのCDを親父のCDラックに見つけて,「朝日のようにさわやかに」を聴いたのがきっかけだった.
ちょうどCDの出始めということもあり,ノイズのないクリアな音が,「朝日のようにさわやかに」の曲調とマッチしていたような気がする.

さて,11日は筥崎宮蚤の市に足を運ぶ予定.
先日の護国神社での蚤の市とは違って好天に恵まれそうだから,掘り出し物を目当てにそぞろ歩きを楽しもうと思う.

持参予定のカメラはK10Dにアダプターをかませて,Super Takumar 3.5/35,1.4/50の二本体制にするつもりだ.

送信者 XR Rikenon 2/50

こちらは先日のリケノンで撮影した1枚.
実は,あんまりボケがきれいじゃないことに気がついてしまった...

2010年10月10日日曜日

わりと雨の日

降ったり止んだり,陽がさしたり雲ったり.

先日届いたディスタゴンのローン返済の足しにしようと思い売れそうなレンズの整理をしていたところ迷ったのがミールの20ミリ(MC MIR-47K).
開放は2.5,最短30センチだから,コシナの20ミリと比べてもスペック的には悪くない.

20ミリはよく使うレンズとしてFA 2.8/20があって,先日京都に出かけた際に持っていったところ,見事な写りだった.
フォーラムに清掃にだしたら後玉に曇りありとのことでレンズごと交換することになり高くついたが,文句なしの描写で満足(FAレンズのプラスティック鏡筒をのぞけば,だが).

それに引き換えミールは絞り環の動きがずれてるし,描写もいまいちモヤモヤしていて,手放すかどうか思案中のレンズだ.

ひとまず,雨が止んで晴れ間がのぞいた日中に撮った数枚.

送信者 MC Mir-47K 2.5/20

送信者 MC Mir-47K 2.5/20

わざと光源をいれてみた.

送信者 MC Mir-47K 2.5/20

ゴーストは思ったほど盛大には出ていない.

Aレンズの20ミリと交換できればいいのに.
このレンズなら売れても1万ちょっとかなぁ.

誰か2万くらいで買ってくれたら,それを元手にAレンズの20ミリを買いたいのだが...

明日は西南までヴェトナム関連の映画を見に行く予定.
恵比寿の写真美術館で見そびれた作品だ.

送信者 MC Mir-47K 2.5/20

2010年10月8日金曜日

彼岸花

去年は人吉に出かけたときに高速バスのバス停前に田んぼが広がっていて,そのあぜ道に彼岸花がきれいに咲いていた.
今年はどたばたしているうちに見逃してしまうのだろうと思っていたところ,たまたま昨日の帰り道に遭遇した.

送信者 XR Rikenon 2/50

住宅街の奥まった空き地にひっそりと咲いている.
おそらく,もともと畑だった傾斜地がだんだん宅地に変わっていったのだろう.

送信者 XR Rikenon 2/50

手元にあったのが,リケノンの50ミリ.
もう夕方で,6時を過ぎて暗くなってきていたため絞り開放で撮影.

送信者 XR Rikenon 2/50

最短60センチまで寄ります.

撮影を終えて帰る途中で,今度はマンション前の小さな空き地に白い彼岸花を見つけた.

送信者 XR Rikenon 2/50

白い彼岸花もきれいだけど,やはり赤い色のインパクトにはかなわないか.

送信者 XR Rikenon 2/50

新しい仲間

新しいレンズ君が来ました.

送信者 Makinon 2.8/28

Carl Zeiss Distagon T* 3.5/18
もちろん,ペンタックス用のKマウント.

コシナが,ペンタックス用のKマウント仕様ツァイス・レンズとフォクトレンダー・レンズを製造中止にしたため,急遽購入することにした.

先月頭にDA☆55とD FA Macro 100をマップカメラ12回分割ローンで購入したばかりなので,正直,この時期にこのニュースは困った.

当初,手持ち資金の少なさからフォクトレンダーのColor Skopar SL II 3.5/20が候補だったのだが,なんと店頭在庫が捌けてしまっていてあえなく断念.

同じフォクトレンダーブランドでも,40ミリはM42マウントで持っているし,Nokton 1.4/58は元々がコシナ復刻版Topcor 1.4/58の廉価版だから,これもアダプター使えばKマウントでも使えるので,優先順位としては最も低い位置になる.

そうするとZeissということになるが,広角系のDistagonは,25ミリと30ミリ,Planarの50ミリをすべてM42マウントで手元においているから,選択肢としてはDistagonの18ミリ,21ミリ,28ミリと,Planarの85ミリ,それにMakro Planarの50ミリと100ミリとなる.

マクロレンズはほとんど使わないことと,50ミリのPlanarが手元にあるのと,100ミリでちょうどマクロを購入したことから,Makro Planarは最初にリストから除外ということになる.

次は手元にあるDistagonの中で,画角が近接している28ミリを除外.18ミリ,21ミリ,それにPlanarの85ミリから選択することになった.

手元にある単焦点の広角レンズは,20ミリが数本あるので,21ミリは除外して,Distagonの18ミリかPlanarの85ミリということになる.これは迷った.

最終的には,A☆1.4/85とFA☆1.4/85が手元にあるので,Planar85ミリは後日金策を考えるとして,ひとまずDistagonの18ミリを購入決定.またまた12回分割ローンで購入したレンズが本日無事届いた.

送信者 Makinon 2.8/28

定価¥152,550なり.高い!

送信者 Makinon 2.8/28

K. Suzukiさんの検品だそうです.
さて,内箱を開けてみると...

送信者 Makinon 2.8/28

レンズとフードが姿を現しました.

送信者 Makinon 2.8/28

レンズの前面がやはりデカイ.かつて持っていたFlektgonの20ミリ台のレンズを思い起こした.

送信者 Makinon 2.8/28

先に購入したDA☆55と並べてみても,デカさがわかる.

送信者 Makinon 2.8/28

フードが花形フードなのがやや意外だった.
でっきり幅広の円形フードかと思っていたので.

早速試し撮りをしてみた.絞りは22.

送信者 日々是好日

ふむふむ.次は逆光での撮影.

送信者 日々是好日

さて,広角レンズは実は使いこなすのが難しいレンズ.
ありきたりの切り取り方しかできていないので,使い込まないといけないなぁ.
ローンを完済する頃までには上達していたいものだ.