2010年10月26日火曜日

アラーキーのカメラ

先ほど,NHKで今年の夏アラーキーを取材した番組を放映していた.

以前から彼がスタジオ撮影でペンタックスの67を使っていたのは知ってたが,街撮りに持っていたカメラが一台はLXで,もう一台はMZ-3だったようだ.

LXは望遠レンズをつけての撮影で,彼と望遠レンズの組み合わせが意外だった.

前立腺がんということだが,もうしばらく進行が遅れるよう祈るのみだ.

2010年10月21日木曜日

プロミネント用標準レンズをLマウントで使う@ノクトン編

引き続き,プロミネント用標準レンズとして誉れの高いNokton 1.5/50をレオタックスKに装着してみた.
このレオタックスのボディは,2007年に広島光学でオーバーホールしているので,メカニカルの部分で支障はないはず.

撮影場所は香椎宮.
10月17日の秋の氏子大例祭の日で,流鏑馬を生まれて初めて見ることが出来たのだが,こちらの写真はさすがにレンジファインダーでは無理.
後日K10Dによる写真をアップ予定.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

同日は境内で中学校の剣道大会も開催されていて,この神社に初詣をのぞいてこれだけ人がいるのをみることはかなり珍しい.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

ボケボケの狛犬.
ピントをしっかり合わせたはずなのに,おかしい.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

ウルトロン同様,逆光気味の描写はすこぶる弱い.
早く純正のフードを安く入手したいものだ.
2万近くするからなぁ,海外から買うと.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

これも,確実に手前の月桂冠にピントを合わせていたはずなのに,おかしい.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

これもそう.獅子の鼻頭にピントを合わせていたはずなのに...

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

平和な風景.
極めつけは,これ.

送信者 Leotax Nokton 1.5/50

しかし,このアダプターだが,IIIbにつけて使った時も無限遠が出るというよりも,ピントリングが無限を超えて回ってしまう.

近接でピントがずれているのは,距離計との連動がうまくいっていないのか,カメラ本体の問題なのか,アダプターの問題なのか,いくつかの可能性が考えられる.
購入した業者にひとまず問い合わせたところ,交換用のアダプターを発送するとのことだったので,待機中.

それにしても,久々にプロミネント用のレンズを使ってみたら,本家のプロミネントも使ってみたくなった.

2010年10月20日水曜日

プロミネント用標準レンズをLマウントで使う

以前購入してから,ボディであるプロミネントのあまりにも面倒な操作方法ゆえに出番のなかったNokton 1.5/50とUltron 2/50.
プロミネント用に開発されたレンズで,描写には定評のある個性的なこれらのレンズを,なんとか使えないものかアダプターを探したりマウントの改造を検討したことがある.

アダプターは宮崎光学で制作していたらしいが,一般に流通している気配がない.
マウントの改造をお願いすることになると,おそらく一本で3〜4万は出費を覚悟しないといけないらしい.

そんなある日,ヤフオクで偶然見つけたのがプロミネント用標準レンズをLマウントにつけるためのアダプターだった.
中国は上海のメーカーらしいキポンのもので,無限遠を含め不具合の生じた場合には交換や返金に応じてくれるとのことだった.
1万4千ちょっとで落札して届いたアダプターを介して早速バルナックライカのIIIbに装着してみた.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

沈胴式レンズばかりつけていたから,装着当初はえらくデカイ玉に見えたが,慣れてくるとこれがなかなかカッコいい.

で,ひとまずウルトロンをつけて週末に撮影してみた.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

プロミネントで撮影するよりもはるかに容易だ.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

とはいえ,バルナック型のレンジファインダーだから,相変わらずピント合わせには手間がかかる.

開放での1枚.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

ボケ具合はいかがでしょうかね.

街角スナップ的にはやはりこういうのがちょうど良い.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

ぶらぶら歩いてたどり着いたら冷泉公園.
子どもがたくさん遊びにきていた.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

地区の運動会もあったらしく,万国旗がはためいていた.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

さらに歩みを進めて櫛田神社に到着.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

夕方の逆光気味での一枚なのだが,フレアが出ていて,フード必携のレンズであることを認識.
でも,それ以外だと絞ると結構いい.

次の1枚なんて,色のりもなかなかで,絞り4〜5.6ぐらいで撮る機会が多くなりそうだ.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

近接撮影はやっぱり難しい.
目一杯寄ってこんな感じ.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

一緒に持っていったフレクトゴン35ミリ(K10Dに装着)だとここまで寄れるもんなぁ.

送信者 Flektogon 2.8/35 Zebra

櫛田神社の大銀杏.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

わずかに残る博多べい.

送信者 Leica IIIb Ultron 2/50

ノクトンはレオタックスに装着して撮影してみたのだが,これは後日アップする予定.
さらに,プロミネントで撮影したらどうなるのか試してみる気になった.
まぁ,レンズが同じならマニュアルカメラの場合デジカメと違って描写が大きく異なることはないはずなのだけれども...

レンジファインダーでの撮影は時間をかけるので,久しぶりにゆったりとした気分にもなれた.
天気も良かったし.

2010年10月16日土曜日

レンズが届く

写真レンズ工房へオーバーホールに出していたレンズが戻ってきた.

35ミリが3本と,50ミリが1本.
35ミリは開放値2のレンズが2本で,3.5が1本.

カビがあったりクモリがあったりと,肉眼では確認できなかった障害を除去.
一目見てもみちがえるようになっていることは明らかだ.
ピント調整と解像度のチェックもあわせてしてあり,それぞれのレンズに対して短いコメントがついていた.

SMC Takumar 3.5/35は,なんとピントのズレが基準値を大きく超えていたようで,無限が出ていなかったとの指摘を受けていた.
SMC Takumar 1.4/50は,解像度チェックでは,スターレンズ並の高解像度を保っているらしい.
うれしいことだ.

それにしても,宅配で出してから1週間もかからずに戻ってきた.
早いし,仕上げも素晴らしい.
なにより,工賃が安い.

週末の試し撮りが楽しみ.

2010年10月14日木曜日

ポリーニの講演会

抽選結果がメールで送られてきた.

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先日お申込みいただきました、
講演会『ポリーニ 現代音楽を気鋭の作曲家、藤倉大と語る』
ご招待ですが、厳正なる抽選の結果、お客様は残念ながら【落選】となりました。

ご応募ありがとうございました。
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ということらしい.

政治の話をぜひ聞きたいのだが,藤倉大が聞き手だとすれば無理だろうな.

筥崎宮蚤の市

先月の護国神社に続いて,11日の休日におこなわれた筥崎宮の蚤の市をのぞいてきた.
天気もいいので自転車でのんびり20分.

参道の両側に露店が並んでいる.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

前回開催された時は8月の暑い日で,やや熱中症気味になるほどだったが,さすがにこの日は過ごしやすく,蚤の市をぶらぶらするには最適の一日だった.

食器,時計,カメラ,玩具といったところにどうしても目がいってしまう.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

ビクターの灰皿.
ビクター犬の置物も売っていて,ややそそられたが購入は見送った.

今回目にしたもので面白かったのが従軍記章.
古いもので日清戦争のものから売られていて,誰がどのように使っていたのか興味を持った.

さらに目を引いたのがこれ.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

肉弾三勇士.
出店者にきいたところ,グリコのおまけとして売られたものとのこと.
お値段,1万5千円なり.

確かに,肉弾三勇士が玩具のおまけとして売られたことは,どこかで目にしたことがあり,説明を聞きながら「そういえば」という感覚にとらわれた.

ピントがやや後ろに合ってしまった.

他にもいろいろ売っている.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

送信者 SMC Takumar 3.5/35

いったいどんな薬が入っていたのか.
台として使われている木箱は日本麦酒.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

写植の時代も過去ということか.

送信者 SMC Takumar 3.5/35

犬も昼寝に誘われる陽気.
来月も足をのばしてみたいものだ.

持参したカメラはK10DにアダプターをかましてSuper Takumar 3.5/35.
開放値はそれほどだけど,その分,安心して開放でビシバシ撮れる.

2010年10月11日月曜日

MJQ特集

ラジオ深夜便でMJQの特集をやっている.
今日は,ジャンゴ・ラインハルトの特集もあって,ジャンゴの孫が渡辺香津美と共演していた.

MJQは,かつてリユニオン・コンサートのCDを親父のCDラックに見つけて,「朝日のようにさわやかに」を聴いたのがきっかけだった.
ちょうどCDの出始めということもあり,ノイズのないクリアな音が,「朝日のようにさわやかに」の曲調とマッチしていたような気がする.

さて,11日は筥崎宮蚤の市に足を運ぶ予定.
先日の護国神社での蚤の市とは違って好天に恵まれそうだから,掘り出し物を目当てにそぞろ歩きを楽しもうと思う.

持参予定のカメラはK10Dにアダプターをかませて,Super Takumar 3.5/35,1.4/50の二本体制にするつもりだ.

送信者 XR Rikenon 2/50

こちらは先日のリケノンで撮影した1枚.
実は,あんまりボケがきれいじゃないことに気がついてしまった...

2010年10月10日日曜日

わりと雨の日

降ったり止んだり,陽がさしたり雲ったり.

先日届いたディスタゴンのローン返済の足しにしようと思い売れそうなレンズの整理をしていたところ迷ったのがミールの20ミリ(MC MIR-47K).
開放は2.5,最短30センチだから,コシナの20ミリと比べてもスペック的には悪くない.

20ミリはよく使うレンズとしてFA 2.8/20があって,先日京都に出かけた際に持っていったところ,見事な写りだった.
フォーラムに清掃にだしたら後玉に曇りありとのことでレンズごと交換することになり高くついたが,文句なしの描写で満足(FAレンズのプラスティック鏡筒をのぞけば,だが).

それに引き換えミールは絞り環の動きがずれてるし,描写もいまいちモヤモヤしていて,手放すかどうか思案中のレンズだ.

ひとまず,雨が止んで晴れ間がのぞいた日中に撮った数枚.

送信者 MC Mir-47K 2.5/20

送信者 MC Mir-47K 2.5/20

わざと光源をいれてみた.

送信者 MC Mir-47K 2.5/20

ゴーストは思ったほど盛大には出ていない.

Aレンズの20ミリと交換できればいいのに.
このレンズなら売れても1万ちょっとかなぁ.

誰か2万くらいで買ってくれたら,それを元手にAレンズの20ミリを買いたいのだが...

明日は西南までヴェトナム関連の映画を見に行く予定.
恵比寿の写真美術館で見そびれた作品だ.

送信者 MC Mir-47K 2.5/20

2010年10月8日金曜日

彼岸花

去年は人吉に出かけたときに高速バスのバス停前に田んぼが広がっていて,そのあぜ道に彼岸花がきれいに咲いていた.
今年はどたばたしているうちに見逃してしまうのだろうと思っていたところ,たまたま昨日の帰り道に遭遇した.

送信者 XR Rikenon 2/50

住宅街の奥まった空き地にひっそりと咲いている.
おそらく,もともと畑だった傾斜地がだんだん宅地に変わっていったのだろう.

送信者 XR Rikenon 2/50

手元にあったのが,リケノンの50ミリ.
もう夕方で,6時を過ぎて暗くなってきていたため絞り開放で撮影.

送信者 XR Rikenon 2/50

最短60センチまで寄ります.

撮影を終えて帰る途中で,今度はマンション前の小さな空き地に白い彼岸花を見つけた.

送信者 XR Rikenon 2/50

白い彼岸花もきれいだけど,やはり赤い色のインパクトにはかなわないか.

送信者 XR Rikenon 2/50

新しい仲間

新しいレンズ君が来ました.

送信者 Makinon 2.8/28

Carl Zeiss Distagon T* 3.5/18
もちろん,ペンタックス用のKマウント.

コシナが,ペンタックス用のKマウント仕様ツァイス・レンズとフォクトレンダー・レンズを製造中止にしたため,急遽購入することにした.

先月頭にDA☆55とD FA Macro 100をマップカメラ12回分割ローンで購入したばかりなので,正直,この時期にこのニュースは困った.

当初,手持ち資金の少なさからフォクトレンダーのColor Skopar SL II 3.5/20が候補だったのだが,なんと店頭在庫が捌けてしまっていてあえなく断念.

同じフォクトレンダーブランドでも,40ミリはM42マウントで持っているし,Nokton 1.4/58は元々がコシナ復刻版Topcor 1.4/58の廉価版だから,これもアダプター使えばKマウントでも使えるので,優先順位としては最も低い位置になる.

そうするとZeissということになるが,広角系のDistagonは,25ミリと30ミリ,Planarの50ミリをすべてM42マウントで手元においているから,選択肢としてはDistagonの18ミリ,21ミリ,28ミリと,Planarの85ミリ,それにMakro Planarの50ミリと100ミリとなる.

マクロレンズはほとんど使わないことと,50ミリのPlanarが手元にあるのと,100ミリでちょうどマクロを購入したことから,Makro Planarは最初にリストから除外ということになる.

次は手元にあるDistagonの中で,画角が近接している28ミリを除外.18ミリ,21ミリ,それにPlanarの85ミリから選択することになった.

手元にある単焦点の広角レンズは,20ミリが数本あるので,21ミリは除外して,Distagonの18ミリかPlanarの85ミリということになる.これは迷った.

最終的には,A☆1.4/85とFA☆1.4/85が手元にあるので,Planar85ミリは後日金策を考えるとして,ひとまずDistagonの18ミリを購入決定.またまた12回分割ローンで購入したレンズが本日無事届いた.

送信者 Makinon 2.8/28

定価¥152,550なり.高い!

送信者 Makinon 2.8/28

K. Suzukiさんの検品だそうです.
さて,内箱を開けてみると...

送信者 Makinon 2.8/28

レンズとフードが姿を現しました.

送信者 Makinon 2.8/28

レンズの前面がやはりデカイ.かつて持っていたFlektgonの20ミリ台のレンズを思い起こした.

送信者 Makinon 2.8/28

先に購入したDA☆55と並べてみても,デカさがわかる.

送信者 Makinon 2.8/28

フードが花形フードなのがやや意外だった.
でっきり幅広の円形フードかと思っていたので.

早速試し撮りをしてみた.絞りは22.

送信者 日々是好日

ふむふむ.次は逆光での撮影.

送信者 日々是好日

さて,広角レンズは実は使いこなすのが難しいレンズ.
ありきたりの切り取り方しかできていないので,使い込まないといけないなぁ.
ローンを完済する頃までには上達していたいものだ.

2010年10月2日土曜日

チェルシー対マンチェスター・シティ

深夜の再放送を見た.

この組み合わせは,言ってみれば,巨人軍対巨人軍.
片やロシアの石油成金対アラブの石油成金.

チェルシーって,ランパードやテリーのおかげでどうしても好きになれないチームなのだが,マンCが格別好きというわけでもない.

しかし,大好きなヤヤ・トゥーレが加入したので,この対戦はシティを応援しました.
ヤヤ・トゥーレって,本当にいい選手だ.

なんでバルセロナは放出したのか.
マスケラーのよりもいい選手なのに(ポジションがズレるので比べられんが).