2007年5月30日水曜日

コーヒー豆を挽く話

近頃は先日購入したコーヒーミルでガリガリ豆を挽いてコーヒーを淹れている.
一応,荒さの調節が1~9段階まで調節可能ということで,レギュラーコーヒーだけじゃなくエスプレッソの対応可能ということで買ったのだ.

確かにレギュラーコーヒー用には重宝している.
細かいことを言えば,微紛が結構混じってしまうことや,エスプレッソ用の極細挽きがいまいちだったりと,いろいろあるのだが,普段使用には十分だろう.
手回しは一定のスピードで挽くことができないし,かといって出せる金額にも限界はある.

エスプレッソ一筋だったのが,最近はレギュラーコーヒーも昔のように淹れだして,だんだんとその手間を楽しむようになってきたわけだが,このまま順調に行けばネル・ドリップとなるはず.
しかし,これはペーパードリップからすると手間のかかり具合が格段に違ってくるので,今のところは敬遠している.
もうちょっと余裕が出ないと,さすがにネルまではいけないなぁ.

2007年5月29日火曜日

やっぱりトラブル

日曜に何とか復旧したパソコンだが,昨日セキュリティやOfficeを再インストールしたところまた調子が悪くなってきた.
ウィンドウが固まってしまいもうだめ.

このブログの更新をしようと昨晩文章を書き込んでいたら固まってしまった.
あまりにもひどい.
いいかげんにしてほしい.

今日も帰宅したら格闘しないといけないなぁ.
あ~,明日は神戸に出張して昔購入しておいてきた資料を一部複写したいのだが,気が散って作業に集中できない.

2007年5月28日月曜日

ふんだりけったり

昨日はパソコンの復旧作業に追われて一日が終わってしまった.
今日もこれから諸々のソフトをインストールする作業が残っている.

それにしても,今月は月初めと月末に二度もトラブルに見舞われてしまった.
かてて加えて,自宅前の中学校は運動会の練習で一日中朝からにぎやか.
ブラスバンドの練習も熱が入って,いつもいつも同じパートを繰り返し練習している(てか,練習とはそういうものではあるが).

しかし,ブラスバンドの練習している曲が「ああ栄冠は君に輝く」とか,光ゲンジの「ようこそここへ」とかなので,かなり辟易.
ブースカのほうが,はるかにマシである.

復旧

午後の3時過ぎから9時までかかって復旧作業をした.
といっても,もうこちらの手に負えないので,同僚をケーキ&恵比寿・ビール&モルツで買収して作業をお願いした.

いろいろ手を尽くしたけれども原因解明できず.
結局OSの再インストールをして復旧した.
パソコンのデータは,とても奇妙なやり方で救い出すことができたが,Outlookのメールを救い出すのをすっかり忘れていた.
後の祭り.

ついでにLinuxもインストールしたのだが,これからいじくって使い方を覚えないといけない.
が,そっちに注意をとられていると,もう2週間後に迫った報告が壊滅するのは明らか,だろう.
ひとまずは,いろんなアプリケーションを再インストールせねば.
明日はOffice関係.

ブースカ.

2007年5月26日土曜日

四世津大夫

芸能花舞台で四世津大夫の特集を放映中.
過去に収録した舞台を編集して放映している.
やや年少の越路大夫がかなりの音源を残し,現在も入手できるのに比べ,津大夫の記録はあまりにも少ないので,貴重な映像だ.
時代物が得意といわれていた津大夫ではあるが,今日の放送は合邦(玉男が合邦!)を最初に流してくれたので,世話物における津大夫の特質を見ることができ,とても参考になった.

津大夫の時代は,ラジオ(レコード)からテレビへと媒体が変化する時期であり,また文楽も興行面も含めた制度的な激動期を迎えていたこともあり,正規の音源として津大夫の語りを楽しむことができない.
ビクターの世界の民族音楽シリーズに日本の文楽があり,そこで熊谷を入手できる程度だろう.
義父にあたる六世寛治師とのコンビは,尼崎の段をレコードで聞けるくらいで,おそらく残された記録のうちのごくわずかしか味わえない.

NHKにはかつて放映用に収録した文楽の映像だけでなく,ラジオ用の音源もかなり残っていると聞いたことがある.
こうしたダイジェストでそれらの音源を流すのもいいが,ぜひ定期的に,かつ収録分をカットせず全編放映してもらいたいものだ.
三世津大夫の音源も,復刻してほしい.

続編

モジラのブラウザーは,セーフモードならばタスクマネージャーから実行できることが判明.
しかし,エクスプローラーは以前不調のまま.

もう今晩は眠いので,寝る.
明日再度復旧作業,か.
やりたくないな.

トラブル再び

またPCがトラブル.
前回同様グーグル・デスクトップがトラブルの元だ.
システム復元で前回同様復活を目論んだのだが,今度はエクスプローラーが立ち上がらなくなってしまった.
タスクを見ると,他のアプリケーションは問題なく作動しているようなのだが,エクスプローラーをタスクマネージャーから起動させようとしても立ち上がらない.
ええかげんにしてほしいものだ,このドタバタしているときに.

助けてKK!
って,WINDOWSは知らんかったんだっけ.
おいもOSはLinuxにしようかな~.

2007年5月22日火曜日

キンケイギク

仕事場の近くに咲き乱れている花の写真をアップしてきた.



この花の名前を虞美人草としていたが,違うという指摘を受けていた.
名前がわからなかったのだけれども,今日やっと判明した.
キンケイギク,というらしい.

たまたま本日の西日本新聞の夕刊を見たら,熊本県で咲いているこの花の写真が一面に掲載されていた.
アメリカ原産のキク科の植物ということである.
懸案事項がひとつ解決.

今日はたくさん動いたので疲れた.
帰宅前に部屋から見えた夕陽.



夏が近づき陽の沈む位置もかなり北寄りになってきている.
もう博多湾というよりは,海ノ中道の向こうに広がる玄界灘に沈んでいる.

コメント

某K氏のブログにコメントをつけるのがえらく難儀.
もう何度書き上げたコメントがはねられて消えてしまったことか…

KIEVの大門は,鬼門になりそう.
そのうち,やっぱモノホンがいいやってことで,コンタやライツに走って散在×2ってとこか.

ところで展覧会の絵は,もともとピアノ曲だがラヴェルのオーケストレーションで有名になったよみゃ.
オーケストレーションの魔術師,ラヴェルの真骨頂かも.
きっとムソルグスキー本人よりも色彩感覚あふれるものなのだろう.
ピアノ曲のオリジナルでいくなら,ポゴレリッチがお勧めである.

2007年5月21日月曜日

釜本の話

KK氏のブログ,やっぱりコメントを送る際にメアドとURLの記入をしないと受け付けない.
なので,あっちに書こうと思った感傷話でもしよっと.

子供の頃サッカー少年だった私に,父はメキシコオリンピックの釜本について語ることがたびたびあった.

それから十数年後,出張先の金沢駅前で,来る参院選に向けて繰り出していた自民党の選挙カーの上に釜本は現れた.

「私が世界の釜本です.参議院選挙は自民党に.釜本です」

と,それ以外の言葉がこの世に存在しないかの如く連呼する彼の姿を見て,悲しい気持ちになったことを今でも思い出す.

彼の出馬は,日本サッカー協会の意向もあったのだろうか.
当時も今も出馬の真の理由を知る由もないが,流されないことの大切さも今のご時勢どんどん大事になっていくのかもしれない.
こういうとき,いつもBerlinを思い出すなぁ.

2007年5月19日土曜日

焼肉

この一週間は結構しんどかった.
まぁ,毎日ブログにしんどいしんどいと書き込んでも解消するわけではないので,気分転換に花の写真を撮ってしこしことアップしていた.

寝不足が続いていたので,久しぶりに焼肉を食べた.
目当ては,生レバー.
ごま油のタレをねっひょりとつけて,栄養補給.
疲れたときはこれしかあるまい.

ジャカルタのK.K.K.氏がベッサのところを読んだみたいだなぁ.
これでレンジ・ファインダーに手を出したらなんて言われるだろう.
しかもソ連製で…
そういえば,あそこのブログ,コメントつけるのが超手間がかかるのだったな.
読んでたらなんとかしてちょうだい.

2007年5月18日金曜日

ドビュッシー

ここ数日,寝る前に「映像」を聴いていた.
今晩は久々にベルガマスク組曲をかけてみた.
「映像」のミケランジェリは,やはりすばらしい.
彼のベルガマスク組曲は録音が残っていない.
もし弾いたなら,どのような演奏をしたのだろうか.
幸い,ヴェデルニコフが弾くベルガマスク組曲が残っていて,これだけあれば他はいらない.
といいつつ,今流しているのは若かりし頃のベロフによる,みずみずしい演奏.

2007年5月17日木曜日

雑感

さて,花のことばかりだったが,昨日と今日は一日中6月の学会報告要旨を書いていた.
文章は少し寝かして修正を加えるといいのだが,こればっかりは急ごしらえでお粗末な出来上がり.
後は本番で挽回するしかないか.
準備も遅々として進まず.
タイミング悪すぎ.

今日まで気にかかったことがいくつかあるが,特に衝撃を受けたものが癌の報道.
小田実氏が癌だという報道を新聞の片隅に見つけたとたん,筑紫哲也まで癌告白して休養してしまった.
いずれにしても,国民投票法案をごり押しで成立させた前後だけに,報道を見て思うことも多かった.
率直に言えば,なぜあの人ではなくこの人,というのが偽らざる心境.

訂正

虞美人草なんて書いたとたん,訂正が入った.
結局なんの花なのだろう?

火曜日K100Dで撮りなおした分はこんな感じ.



黄色の絨毯を敷き詰めたようにもみえる.
IXY700との比較にもなると思うので,ちょっと似た構図を1枚のっけてみる.
花を手前に走る電車.



てのっけても,この程度のサイズではあんまり違いもわからないか.
せいぜい花が多く咲いていることと,明るいってことくらいかな.

望遠を使いぼかして撮影.



まあまあかな.
実物はもっときれいだが,今の腕ではこれが限界ってとこか.

2007年5月14日月曜日

虞美人草

職場の前を走る西鉄宮地嶽線の土手一面に虞美人草が咲いている.
とはいえ,虞美人草の名前の由来になった花はおそらく赤の花弁.
こっちで咲いているのは黄色.

週末見たときから比べると,昨日の好天で一気に開花したようだ.
今朝は三脚を立てて撮影しているカメラマンがいた.

残念,こういう時に限って肝心の一眼レフが手元にない.
IXYで撮ったものをとりあえず2枚ほど.



この花だけ花弁の数が違っていた.
どうしてだろう.

今朝見かけたカメラマンは,おそらく土手一面のポピーの向こうにあらわれる西鉄電車を構図に収めようとしていたようだ.
花の中で待つこと10分強.



一面に咲き誇るひなげしの色を写真に切り取るのは,なかなか難しい.
明日も天候に恵まれるのであれば愛機K100Dで再チャレンジ.

2007年5月13日日曜日

今日の一品

父親の使用している古いペンタックスのカメラを譲ってもらえないか打診したところ「使用中」とあっさり断られた.
フィルム・カメラも現役バリバリのようである.
ということで,先日別途調達したものがこちら.



Bessaflex TM.
この機種,コストパフォーマンスがすばらしい.
それに金属製シルバー・ボディの冷たさ.
ブラックよりも断然いいと感じるのは,おそらく子供の頃からのすり込みなのだろう.
M42マウントなので,早速ツァイスのプラナーを装着してGWは試し撮りをしていた.

昨日とは打って変わって天候に恵まれた日曜日.
ぶらぶら出かけたいところだが,諸々の準備を済ませないとホントにいけない
ガマンの一日,である.

豆腐の角に頭をぶつける話

今日は六本松でおこなわれた研究会に出席.
フィリピン関連の報告と植民地期台湾に関する報告の計二本を聞いてきた.
感想は後日するとして(ホンマかい),今日は久しぶりに訪ねた六本松で二つの発見があった.

その一.
かまぼこ.
研究会の後の飲み会に行く途中,行き先を勘違いして迷子になってしまった.
その時偶然見かけたのがなんとかまぼこ屋.

ささやかな店舗なので見過ごしてしまいそうな店構え.
店は上田蒲鉾店という.

香椎のような再開発地区に住んでいると,かまぼこ屋もそうだが,豆腐屋のような個人店舗で製造販売をしている店をみつけることができない.
かつてはあったのかもしれないが,大規模小売店に押されて早々に姿を消しているようだ.

これは珍しい.買うしかあるまいと思い,即購入.
めんたい入りの蒲鉾とか,いかにもご当地産というものだが,ちらっとのぞいた店の奥の様子から,しっかりと手造りしているように思えたのは好感が持てた.
早速明晩のエビス君のお供に推薦しよう.

発見その二.
コーヒー.
蒲鉾購入後無事飲み会の会場にたどり着いた.
これも楽しくはね,帰宅する時に目に入ったのがコーヒー店の看板.
「三和珈琲館」という名の喫茶店からは,一見していかにもこだわっていますという気配がぷんぷん漂っていた.

ここではトラジャの豆を200グラム購入して帰宅.
先日とどいたコーヒーミルを使って,早速明日の午後豆を挽いて,淹れてみよう.
インドネシアから買って帰ったトラジャは飲み干してしまったので,今はキリマンジャロを飲んでいるのだが,またトラジャ復活ということになりそうだ.

手土産の蒲鉾と珈琲を抱えながら,香椎までの帰り道いつもの空想癖にみまわれた.
珈琲豆は,幸か不幸か蒲鉾店や豆腐屋よりも身近で入手することができる.
蒲鉾や豆腐にこだわる人にはあまり出会ったことはないが(京都に住んでいたときは豆腐屋がたくさんあって楽しかった.できたてのあつあつの豆腐のうまかったこと!),珈琲は比べ物にならないくらい多い.
事実,自分の父親もかなり凝って珈琲を淹れていた.

珈琲にこだわるのと同じくらい,蒲鉾にも豆腐にもこだわりたい.
「美しい国」造りの第一歩は,憲法改正にではなく蒲鉾豆腐にあるに違いあるまい.
博多湾を通り過ぎるバスのなか,そういう考えが,啓示のように脳裏にひらめいた.
これから首相官邸宛に早速メールを投稿してみよう…

2007年5月10日木曜日

猛烈

眠たい.

結局夜中まで作業をしたにもかかわらず記入に際して不明の点が多々ある.
睡眠時間を削ってまでする作業なのか疑問に思ってしまうが,給料を下げられると困るのも確か.
早く制度の見直しを進めたいものだ.



暑くなった昨日は,仕事場の前の土手の虞美人草も咲き出してきた.
これから蜂も忙しい季節になる.

夜は雷をともなう雨が降った.
ここ数日急に気温が上昇していたので,大気が不安定になっていたのだろう.
おかげで雨上がりの空気がちょっとばかし心地よい.

続編

というわけで,昨日から接続のできなくなったパソコンのトラブルを今日も引きずって一日が過ぎた.

日中はADSLの業者に電話で問い合わせて想定しうる限りの対応策を取ったのだが,効果なし.
代わりのモデムを送るということだが,あまり関係ないんだよな,今回の事態には.

しかし,帰宅してからシステムの復元を試みてみたところ無事復旧.
グーグル・デスクトップはシステムの変更をしてたので,そのことを思い出し,もしやと思ったが,ずばり的中.
こんなしんどい思いするなら,デスクトップ検索は別になくてもいいか.
結局早起きをして丸二日パソコントラブルを抱え込んだことになった.
早起きも損することがある.

さて,これから明日の夕方に提出期限の迫った個人業績票なるものをせっせと書かないといけない.
雨も降ってきてますます気乗りしないなぁ.
エビスでも飲むか…

2007年5月8日火曜日

インターネット

昨晩深夜の3時過ぎに寝たはずなのに,今朝は6時過ぎには目を覚ましていた.
早起きするつもりではなかったのだが,携帯に届いたメールの受信音をアラームと勘違いしたらしい.
気がついたときにはもうシャワーも浴びて,朝のエスプレッソを飲んでいるときだった.

昨日も4時間程度しか寝ていないので,さすがに身体も重く,なにより眠たい.
でも,今日は夕方からバドミントンをする予定.
多分まともに身体が動かないだろうな.

グーグルのデスクトップ検索をインストールしたのだが,調子が悪くて即アンインストールしたところ,インターネットがつながらなくなってしまった.
グーグルではこうした症例は報告されていないので,どうしたものか手立てがなくて困っている.
結局7時過ぎから延々2時間近く回復作業をしたがうまくいかなかった.

でも,天気も良く,もうすぐ初夏の気配.
困ることは多いけど,気分はいいのがせめてもの救いかな.

2007年5月7日月曜日

連休明け

5日と6日は天候に恵まれなかった.
今日から7月までは祝日なしの長丁場に入る.

仕事場に向う途中の土手で見かけた花一輪.
今日は天候が回復して,陽射しもやわらかかった.



今週は記入しないといけない書類をたくさん抱えている.
10日には評価基準票なるものの提出をしないといけない.
査定次第では冬のボーナスから減給になるとのこと.
いやな事態になったものだ.

帰りにバドミントン・ラケットを買いに行く.
ジャカルタへ持参したラケットを見事事務所に忘れてきて,再度購入.
いつもながら忘れっぽい.

前回も購入した店は,これまた再開発にともない少し近くに移転していた.
かつて良く通ったカラオケスナック店の近くが移転先だ.
今やスナック跡は更地になってしまっている.

ラケットとシューズを購入して帰宅したが,途中で見かけた家の庭先に紫の花が咲いていた.



再開発にともないこの家も解体を待つだけの様子だった.
千早といい香椎といい,再開発中の地区はどこでも道路をぶちぬいて,でかいマンションを建てている.

古いごちゃごちゃっとした街並みが消えうせ,年寄りの横断がとても難しくなるような道路の拡幅だけ進み,商店街がつぶれた後にはショッピングモールかパチンコ屋か家電店しかできないような無機的な街並みが現出しつつあるのは,これまたやりきれない気分にさせる.

今日はデジカメを自宅に置き忘れたので,携帯で撮影.

2007年5月6日日曜日

到着

GW衝動買いの第二弾が到着した.
FA31 Limited.

とんでもない散財だ.
しかし,うれしい.
あまりにうれしくて,座布団に座らせて先日衝動買いしたタムロンのレンズで撮影してしまつた.



ああ,作業がはかどらない…
かなりアホや.

2007年5月4日金曜日

どんたく

連休第二弾突入.
昨日は博多駅経由で天神に出る.
どんたくの初日とあって,すごい人手だった.
博多では5月3日は憲法記念日というよりもどんたくの日とおぼえている人のほうがきっと多いはずだろう.

JR九州の博多駅再開発にともない,地元資本の老舗デパート井筒屋が閉店を余儀なくされたのだが,駅を歩いてはじめて実感する.



JR京都駅再開発をまねしたいらしいが,ただデパートつくりゃいいってわけじゃないだろうに.
駅は公共の施設なのだから,儲ける一点張りも少し考え直す必要があると思うが.
地元資本の育成も重要で,JR九州には井筒屋が41年間もこの地で営業してきた意味をもうちょっと考えて欲しかった.
ま,憲法60年で改正したくてたまらない人たちと根本は同じ発想だろな.

さて,天神.
どんたくって不思議なお祭りで,だらだら~っと人が移動して,あっちゃこっちゃでだらだら~っと催し物が散発的に行われている.
ごく一般の市民が突如として中心街に登場した舞台で発表会をしているようなものかも.



このおっちゃんは日舞でした.
どんたくメインステージとなる市役所前広場はごった返し.



人ごみが苦手な私は早々に退散して別の場所に足を運んだ.
近くの展示スペースでリートフェルトの展覧会をしていたので,そっちを見学.

リートフェルトは20世紀初頭のオランダで生まれたモダニズム様式のデザインを建築やインテリアに展開した人物.

De Stijl(デ・ステイル-英語ではザ・スタイルとなる)と呼ばれるその運動は,お隣のドイツで展開したバウハウスとも呼応しつつ,20世紀の生活空間を革新的に変える業績を生み出した.
ユトレヒトに現存するシュレーダー邸(縦と横の垂直のラインを組み合わせた幾何学的な構成がその色使いとともに今でも斬新)を昨年の2月に見学してきたのを思い出した.

展覧会の会場入り口には,リートフェルトの代表作である椅子のミニチュアがたくさん並んで見学客を迎えてくれる.



それにしても,20世紀モダニズムの革新性は今もってわれわれに訴えかけてくるものがある.
憲法も60年たって,その革新性はもっともっと評価されてしかるべきだと思うのだが,この国の人たちは新しい舶来モノだとありがたがって押し頂くのだが,足元にある大切な価値についてはどうも理解できないらしい.

かつて鷗外が日本の近代化を上滑りと形容したが,憲法記念日にリートフェルトの展覧会を見て,戦後日本の上滑りについて思いを馳せることになるとは…

2007年5月3日木曜日

黄昏

昨日は新たに購入したレンズで試し撮りをした.
博多湾と玄界灘に沈む夕陽がターゲット.
博多湾を望む香住ヶ丘に位置する仕事場の屋上からパチパチと1時間ほど撮影してみた.

夕陽をきれいに映し出すちょうどいい雲が出ていなかったので,どうしても太陽中心になって大変だった.
絞りや露出をうまくあわせるのが,まだまだへたっぴなのだ.
沈む直前はこんな感じ.



線香花火の赤い火の玉がポトリと落ちる感じをイメージしてください.
博多湾の人工島(手前)さえなければ,海の中道を挟んで手前に博多湾の内海,奥に玄界灘が広がって,落日の陽射しを水面に映し出していたはずなのだが.

人工島もガンガン宅地造成が進み,今はかなり住宅やマンションができてきた.
神風が吹いて一夜のうちに人工島を沈めてくれればいいのに.
日本の伝統は自然を大切にするとかなんとかよく言われるが,ありゃうそっぱちだね.
日本は決して自然を大切にしてきていない.

帰宅する頃にはすっかり日も暮れて,月が昇り始めていた.
望遠で撮影したのだが,三脚なしで脇をしめてがんばってみたら,月がうまくおさまってくれた.
手振れ補正の威力恐るべし.



さて,今日は憲法記念日.
メディアでは朝から憲法を改正したくてたまらない人たちの妄言を垂れ流している.
憲法の黄昏は,「美しい国」どころか,とても醜い状態にしかみえないのだが.

2007年5月2日水曜日

そうそう

今日はもうひとつネタがあった.

おとといネットで衝動買いしたレンズが届いた.
インターネットの通販は,クレジット決済できると業者によっては本当に早く商品が手元に届く.
今日届いたレンズも日曜の夜に注文,月曜の夕方に発送の連絡,今朝には到着だから丸二日かかっていないもんなぁ.

衝動買いの獲物はタムロンのA18ってやつで,焦点距離が18㎜-250㎜.
コレ一本でかなりの範囲をカバーできるはず.
あとは腕を磨かんとあきません.

でも連休の後半は,部屋にこもって6月の学会報告の準備をしないといけないのだ.
まいったな.

2007年5月1日火曜日

ひとやま

連休のひとやまを越えて本日は会議.
会議は二つあったのだが,後の会議を結果的にはすっぽかすこととなってしまった.
案内が来ていなかったので,てっきり今日はひとつだけだと思い込んでいた.
月初めの第一火曜日はいつも予定されている会議なのに,ダメ男くん.

連休の週末は天候に恵まれた.
昨日からくずれたけれど.



天候のいい日にベランダから見えた夕焼雲.