2008年1月30日水曜日

また物欲の沼にずるずると溺れそうな話題

昨晩から慌しかったなぁ.
ひと段落ついたところで飛び込んできたニュース.

ペンタックスがアメリカでの写真関連の展示会に新しいレンズを参考出品するらしい.



そそられるのが55ミリのスターレンズ.

ペンタックスで55ミリというと開放1.8の琢磨君がスタンダードだ.
これはもうひと絞り明るい1.4.

大変だよ.
古いレンズは欲しいし,デジカメ用の高性能のレンズも次々と発売されるし.

狼少年は

…やはり狼少年でした.

困ったときは,床屋にお願い!

困ったときは

狼少年ケンを呼ぼう!

きっと君たちを助けてくれる.

2008年1月29日火曜日

労働の規制緩和

雇用のニュース.
マグドナルドの店長が管理職に相当せずとの東京地裁判決.
残業代がもらえずにバイトより月給が安いってどんな正社員かつ管理職だ.

もひとつ.
客室乗務員業務全面委託を国土交通省が認めるらしい.
サービス業の買い叩きもここまで進んできたか.

労働法の改正を目論む経済界.
少子化と福祉の解体は,この調子だと不可逆的なものだな.

絶叫型プチ大衆ファシズム

橋下氏とそのまんま東をみていると,小泉亡き後の地方に出てきたプチ小泉ってとこかな.
そういや,スハルト失脚後に登場した地方のプチスハルトってのもあったな.

2008年1月28日月曜日

M42ごっこ続編

一昨日から内臓の調子がいまひとつと思っていたら昨晩から寒気をともなって熱が出た.
ウィルス性の風邪の可能性を疑いつつも一生懸命寝たせいか,小康状態である.
が,寝てる間は熱のための筋肉痛と関節痛でしんどかった.

てっきり明日が締め切りと思っていた原稿の提出期限も今日だったことが判明し,あわてているところだが,やる気が出ない.
ということで,M42ごっこ続編.



ドイツのシュナイダー製クルタゴン.
35ミリの広角レンズ.
同じスペック&マウントで別のタイプもあるのだが,こいつはとにかく小さい.



こんな具合ですた.
今は琢磨の50ミリをつけている.



このレンズ,その後も改良が重ねられ,デジタルカメラの標準レンズとしても製作されているんだよな.
いいレンズだ.

明日からK100DはFA31とともにリペアーセンターでゴミとりのためにしばしおわかれとなる予定.
しっかし,やたらホコリっぽい部屋ってことなんか,ここは.

2008年1月27日日曜日

スハルト逝去

多くの秘密を棺桶のなかまで持っていってしまうようだ.
あの世で亡者とどう顔合わせするのか.

しばらくはスハルト政治の総括で東南アジア関係の雑誌は忙しいだろうな.
合掌.

2008年1月26日土曜日

ご近所探訪

職場の改革委員会の報告書が公表されたり,試験を実施したり,世界は株安が進んだりと大変だが,いつものごとく昼飯を食べに行き,消耗した気力を回復すべくダラダラした.



昨日はご近所のイオン香椎浜店でビールを買いに出かけたところ,ギター演奏会にでくわした.
買い物途中のおっちゃんおばちゃん相手に,おそらくはスパニッシュ・ギターが専門であろうギタリストが,みんな知ってそうな映画音楽や唱歌を弾く姿は,ちょっと同情をかきたてるものだった.

でも,食ってくためには仕方ないやろな.
ギター教室をしているらしいので,習いにでもいってみるか.

2008年1月24日木曜日

全面広告

愛用しているカメラ会社,ペンタックスは明日全国紙に全面広告をぶち抜く予定である.
広告を出すことを公表していたが詳細は明らかにしてこなかった.
昼飯を食べつつパソコンで情報を探してみると,どうやらデジタル一眼レフの新たな最上位機種と入門機を発売するらしい.
新たなレンズも出てくるようだ(35ミリのデジタルカメラ専用).

こんな調子で1~2年毎に新たな機種を市場に投入して購買層の掘り起こしを続けていったらどうなるのだろう.
自動車業界と同じで下取り制度を充実させてモデルチェンジごとに買わせていくようになるのだろうか.

さすがに今回はすべて見送りだなぁ.
夏のボーナスでレンズ一本程度だろうか.
かつてのLXのような,最上位機種で20年くらい持つようなカメラが出てくれないものか.
電子部品を使うようになってから,かえってサイクルが短くなってきているのも問題だ.

追記(26日)
で,広告を見てPDFで同じものを配布してもらえないかペンタックスに問い合わせたのだが,そんなサービスしてません,とさ.

2008年1月23日水曜日

リケノン遊び

昼飯を食べに行くついでにK100DにAuto Rikenonレンズ(1.8/55)の組み合わせでちょっとだけパチリ.



開放1.8だけど,ちょい絞ってみた.



洋食屋のマスコット人形.
照明が側にあるのでさらに絞ってみた.
結構しっかり写っているでわないか.

さらに近所の香椎浜へ移動する.



標準レンズの像は,やはり安定しているなぁ.
それにしても冬の浜は寒かった.

チューリップ

きれいな花を愛でませう.



購入翌日の姿は品があった.
うらやましげに眺めるトイ犬.



が,4〜5日経つと花弁の開き具合が異様にしまらない格好になっていき,ついに・・・



ある日起きたらすべての花弁が散っていた.
見事というよりもあっという間の出来事.

17世紀オランダではチューリップの投機ブームがおこって,今で言う先物市場の原型が現れたりした.
5月のオランダはチューリップ畑が最高だ.
燃えるような色彩の競演.

MacでPicasa

ブログに載せる写真はPicasaを使ってアップしている.
Macではこれまでアプリケーションが対応していなかったのだが,先ほど新たにMac用のダウンロードができることが判明.
早速いそいそとアップしてみた.



先日天神にできたロフトに行った際に購入してきたアグファのフィルム.
リコーフレックスの上に積み上げたままの状態をK100Dに55ミリのリケノンレンズで撮ってみた.

現在K10DにはKマウントのリケノンレンズ(50ミリ)を,K100DにはM42マウントのリケノンレンズを装着中.
早くこいつで遊びたい.
リケノンレンズの次は50ミリと55ミリのフジノンレンズが出番を待っている.

センター試験その後

リスニングをめぐる報道を読んでいると,実にあほらしく思えてくる.
だいたいあんな程度のリスニング能力を入試に問う必要性が全く理解できん.
監督する側の精神的負担や再試験になったときの監督者と学生の物心両面の負担を考えると,やめた方がはるかに有益なのではないだろうか.

使える英語を身につけるには間違うことを前提にしなければいけないのに,正しい答えばかり求めるからどうにもならん.
そのくせ使える英語の中身と言えば,たかだか「外人」としゃべりたいという程度しかでてこない.
はじめから話すものを心の中に持たないのになにを話すというのだろう.

その昔,大橋巨泉の番組で「こんなものいらない」というのが放映されていて,ちょうど自分の受験の直後に放映されたものが「英語教育」だった.
いちいち納得したのだが,受験前に見なくてよかった,というのが感想だった.
見てたらきっと同調してろくに受験英語を勉強しなかっただろうから.

2008年1月19日土曜日

センター試験

監督に駆り出されてきた.
リスニング試験に至っては受験生と一緒に問題を聞くハメに.

今年はゆとり教育世代がとうとう受験ということで,学力低下に拍車がかかるのではないかという懸念もちらほら.
個人的には相変わらずくだらん受験の問題を回答することに貴重な時間を無駄にしてきた世代よりもいいのではないかとも思うのだが,4月に授業したらまた愕然とするのかな.

受験の問題は本当にくだらん.
あんなんで人間の価値が判断されるなんて,つくづくおかしな気になる.
それを小さい頃から内面化して,世界に目を向けることのできない子供を見ると,なんて罪深い世の中を作ってきたのだろうとしみじみ思ってしまった.

2008年1月18日金曜日

SLのわたし

震災の話もずいぶん風化しつつあるみたい.
やりきれなくなるので違う話にしよう.

親父から譲ってもらったペンタックスSL.
現像を頼んでいたネガがあがってきた.



これはブラックのSLにディスタゴンを搭載したもの.
撮影に用いたのはSMCタクマー1.4/50.



1月14日の空は青かった.
スカッと抜けるような冬晴れ.



夕陽もきれいだった.
ん?どっかで見た光景だな.

2008年1月17日木曜日

レクイエム

これから寝る.

が,この日は,いつも,やりきれない思いをした思いがよみがえる日だ.
人生で二回目に思い知らされた生きる意味などないこと.
また,生きていることの偶然を感じた日.

焼け跡で,いつも目にしていた光景を思い出せなかった瞬間.
人の苦痛を金儲けにしようとしたヤツ.
崩れ落ちたアパートから運び出される白い布で覆われた担架.

情報の確保と伝達がいかに大変なことであるかを骨身に染みて思い知らされた.
瓦礫の中をスーツを着て,リュックを背負って,代替交通手段を乗り継いで出勤する人の姿.

われわれは,あれから毎日を十全に生きていくことができているのだろうか.
あの日以来,なにかが自分の中で変わっている.
しかし,なにかが自分の中で変わったことを伝えることは,できていない.
相変わらず,どこかで諦めてしまう.
こんなことも,書かないほうがいいのかもしれないのだが.

鳥インフルエンザ

先日見逃した鳥インフルエンザのヒトヒト感染に関するNHKの再放送されたドラマを見た.
昨晩はドラマだったが,今日はドキュメンタリーを放映している.

いきなりスマトラの集団感染の様子が流れている.

はじめての患者が出てから子供に感染,さらに親類に感染していく.
患者を看護した看護師に感染が確認できればpandemicが確認できるが,幸いにAソ連型インフルエンザだったらしい.
しかし,Aソ連型インフルエンザにかかっているときに鳥インフルエンザのH5N1ウィルスに感染した場合,強毒性のウィルスに変異する可能性があるらしい.

ちょうどジャカルタに滞在していたときは,鳥インフルエンザの感染防止をうったえるコマーシャルが盛んに放映されていた.
また,インドネシア政府はWHOの調査を拒絶し,鳥インフルエンザの特許を主張しているため,ワクチン開発のための研究を妨げている.

H5N1ウィルス(トリからトリ)が突然変異をしてヒトヒト感染が容易になれば恐ろしい事態になることは明らか.
この春休みはインドネシアに行こうかと思っていたが,どうしようか真剣に考え直している.

脅威をあおる番組だといえなくもないが,わからないことはわからないとしておくことが妥当だろう.
にしても,インドネシアの検体提供拒否は,現在どうなっているのだろう.
世界中で感染が拡大したとき,あのときのインドネシア政府の対応が,と指摘することになってしまうのだろうか.

2008年1月16日水曜日

ゴミで悩む話

大変な一週間を乗り切ってやっと今日はゆっくりできている.

昨年愛機K100Dのゴミ掃除をサービスセンターに出したのだが,またまたゴミが混入してきた.
CCD部のゴミはペッタンコ掃除具で対処できたのだが,プリズム部分にくっつくのがやっかいだ.
点状のものからおなじみニョロニョロの線形ホコリなど,ブロワーで吹けば吹くほど新たなホコリがくっついてくる.
こういうの,一度気になりだすと止まらないのだよなぁ.

ということで,今日は帰りにスプレー式のブロワーを購入するつもりである.



一昨日購入したチューリップ.
ものすごい勢いで花弁が開きつつある.

2008年1月13日日曜日

ペルルミュテール

ラヴェルの直弟子と言われ正当な後継者と目されているペルルミュテールによるラヴェルのピアノ曲集を購入.
2枚組みで1100円ちょっと,お買い得.

演奏はコロコロした音.
音の粒を際立たせて弾くのがラヴェル演奏の基本なのだが,そこからするとかなり疑問符がつく演奏だ.
同じことはこれも戦前戦後を代表するフランスのピアニストであるイヴォンヌ・ルフェーブルの演奏を以前に聴いたときにも感じた.

でも,戦前から演奏活動を始めたピアニストの技法を味わえると思うと,これもまた楽し.
ラヴェルのピアノ曲の演奏で個人的にすばらしいと思うのは,「クープランの墓」ではヴェデルニコフ.
「高雅で感傷的なワルツ」と「ガスパール」はポゴレリッチ.
「水の戯れ」はアルゲリッチ.
「鏡」の決定版が未だ現れずなんだよなぁ.
バリバリ弾いていた頃のリヒテルで聴きたかったのだが.

2008年1月12日土曜日

ローカル指向のハト派

ヤフーに政治ポジションテストってのがあったので遊んでみた.

で,出た結果がタイトルの通り.
ダライ・ラマ14世や土井たか子がお仲間だそうだ.

解説がいかにも通り一遍で,くだらんかった.

鳥フル

とうとうヒトヒト感染が公に確認された.
インドネシアが最初だろうなと思っていたのだが,政府がひた隠しにしている間に中国が感染の事実を公表.
一体全体どうなっちゃうの!?

2008年1月11日金曜日

くたくたのくた

一週間なんとか週末までたどりつけた.
ジャスコで買ってきた鴨肉のうどんセットをむしゃむしゃ食べ終わったところだ.
えらいわびしい生活やなぁ.

BSで今朝放映されたNHK交響楽団の定期演奏会を録画してみている.
指揮はイタリア人指揮者ネルロ・サンティだ.
ちと太りすぎで指揮姿はぜんぜん冴えへん.

ベートーヴェンのレオノーレ序曲1番に,交響曲8番と7番というプログラム的には割と好み.
そういや7番はのだめカンタービレの主題曲になったおかげで認知度がぐぐっとあがっている.
この曲と言えば,なんといってもフルトヴェングラーとクライバーの演奏が頂点に位置する.
これから7番なのだが,どういう演奏になることやら.

と思いつつ見ているのだが,この演奏,ヴァイオリンを両翼配置にしているみたい.
珍しいなぁ.
それにしても,古楽演奏の影響はどんどん古典派以降の曲にも影響を及ぼしてきてるなぁ.
ベートーヴェンもホントにすっきりと見通しのいい演奏が増えてきた.
スカスカのベートーヴェンばっかり聴いてると,時々重厚長大な大編成オケで聴きたくもなるものだ.

2008年1月6日日曜日

くたくた

今日はいろいろあって疲労困ぱいだ.
講義の準備を進めないと.

冬晴れ

昨日と今日は天候に恵まれた.
が,できたことといえば原稿の手直しに加え,蒲団を干して洗濯.
古新聞をえっちらおっちらリサイクルボックスへ運んでおしまい.



K100DのM42マウント・レンズ遊び,第一弾のプラナー1.4/50ミリはこれでひとまず打ち止め.
次からはDistagon 2/35ミリを装着.

昨日今日は天気の他にも「のだめカンタービレ」スペシャルを見ていたせいで,ラヴェルの鏡や「ティル」,それにブラ1やらを聴いている.
そういや,「ティル」の生演奏って聴いたことあったっけっかなぁ.
「鏡」も道化師の朝の歌が番組で頻繁に使われていたけれど,あれもピアノ版,管弦楽版ともに生では聴いたことなかったかもしれんのぉ.

それにしても,ラヴェルのピアノ曲,どれも難易度高しで大変そうだ.

2008年1月5日土曜日

モダニズム遺産

戦後建築界のなかで最もモダニズムに忠実で,かつ日本での導入に困難を感じていた建築家である前川国男の設計による建物が取り壊されるらしい.
個人的な好みになってしまうのだが,黒川紀章の建築が取り壊されても特段胸は痛まない.
が,前川となると話は違う.

朝日新聞記事によれば,前川の設計による学習院大学のキャンパスの一部が取り壊されるとのこと.

やはり我が師匠の太郎氏の言う通り「形あるもの,いつか壊れる」と思うべきか.
西欧と異なり都市計画という概念の成立しない日本で近代建築を積極的に導入しようとした前川は,景観と建築との深刻なギャップに晩年は絶望していたとしか思えない.

今のうちに代表作を丁寧に見て回ろう.
一年の計は元旦にあり,とも言うし.

残り物

福なんか別にないと思うが.
だってアップし忘れた写真やし.



今日は冬晴れのいい陽光が部屋に差し込んでいた.
この写真は年末に撮ったものだが.

2008年1月2日水曜日

初詣

もう神頼みしかないと一念発起,転職祈願で初詣.
近所の香椎宮にテクテク.



自動車で参拝する怠け者はダラダラと渋滞に巻き込まれる.
環境にやさしいおまいりをしませう.

境内に着いたらお参りするまでに行列が…



やっぱ元日は避けるべきだったと思いつつも列に加わる.
この神社の境内には池がある.



弁財天を祭る祠があるのだが,この池の名物はペットを放して増殖した亀たち.
今日は寒いせいか姿が見えなかった.

お宮さんまでの道中は近所の香椎線を越えて行くのだ.



単線の朴訥とした雰囲気をかもし出すローカル線.



福をかき寄せようと縁起物の熊手を購入.
獅子も踊っちゃったりして.



そんなこんなで帰宅して雑煮を作って作業.
編集委員の設定した締め切りは,どう考えてもおかしいよなぁ.
どんどんやる気が失せていく.
つぶつぶ.

歳の瀬と元旦

天候は実はこんな具合やった.



大晦日,一瞬だけ晴れ間が覗いた時.
K10Dにタムロンの18-250ミリのレンズで撮ってみた.
ほぼ同じ時間の空を,今度はプラナーの50ミリをくっつけたK100Dで.



やっとこさこのレンズも扱いがなれてきたかな.
もうちょいや.



年越しそばも作ったで~.
引越ししてから気に入って毎年暮れに食べていた蕎麦屋が再開発で消えてしまったので別の店から蕎麦を調達した.

元日の今日の空.



K100Dだとこんな具合.



この後,夕方から雪がぱらついてきた.
初詣も行ってみた.

2008年1月1日火曜日

謹賀新年

明けました.
めでたいのか!?

新年一発目は,暮れに撮った空模様をどうぞ.



例の如く自宅のベランダから.



近所の香椎浜もどうぞ.



同じ日に自宅に戻って撮影.
よく見ると鳥が飛んでいるのだ.



ぢゃ,今年もよろぴく.
といっても,二桁もいないこの限定ブログの読者.