って言ってもようわからんと思うが,今住んでいる公団の道を挟んだ向かい側がネクサス・ワールドといって,かの磯崎新がプロデュース(彼自身は設計していない)して世界から著名な建築家を招き,勝手にデザインさせたマンション群がそびえたっている.
日本で数少ないレム・コールハースの建物とか,ボルザンバルクやマーク・マックなどが並んでいる.
休みになると建築専攻とおぼしき人たちが外観を見学してたりして,それが内外問わないことからも,この建築群はある程度知られていると考えてもいいだろう.
今日は帰宅途中にスティーヴン・ホール棟をがんばって写してきた.
この建物,内部はメゾネット・タイプのようで,そのためか外から見ると窓取りが独特で面白い.
それが夜になると際立って,窓の光に一定のリズムを感じてしまう.
エントランスは,比較的あっさりと,自己主張せずにたたずんでいる.
この建物に隣接するのが,コールハースの建物.
といっても,これじゃよくわからんか.
バブル真っ盛りの計画のため,コールハース棟などは億ションだったらしい.
しかし,今や10年を過ぎこれらの部屋も時々売りに出されている.
ボルザンバルク棟は,かつて中を見学したことがあった.
またバス停前の石山棟も,現在賃貸に出ている状態だ.
2DKで家賃13万…
企画化された公団の部屋に住んでいると,時にこれらの建物に住むことを考えてみたりもするのだが,果たして使い勝手がいいのか,虚栄心と快適さとが合致することは建築の場合案外少ないのかもしれない,などと思ってしまうのであつた.
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