2007年11月23日金曜日

自己弁護の都合よさ

前防衛次官への接待をめぐる問題が防衛族議員を巻き込んでいるが,渦中の一人額賀議員が野党の追及を指して国会の品性を欠くとのたまわったらしい(読売記事).

疑惑があれば嫌疑を晴らすのが国会議員の務めだが,明確な証拠を出しているのか不明だ.
しかも国会の品性うんぬんを語る資格があるのか,大いに疑問でもある.
安倍内閣時の教育基本法改正や防衛省格上げ問題など,すべて数頼みのごり押しでしかなく,こちらのほうが国会の品性という点からすればより深刻なのではないか.

ま,わが職場の長も品性と知性と勇気のなさでは似たようなものなので,ついつい反応してしまった.

追記(24日)
てなことを書いたら,本日24日付の毎日ネット版に岩見隆夫が違った視点で額賀氏の日本語の使いかたについて論じていた(額賀の「日本語」が拙い).
もはや学生も「拙い」って読めないほうが多いのだろうな.
同僚と話していてもこの点は同じで,言葉が大切だと日ごろうるさく言う割には論理的な展開能力が著しく欠如していたり,勇気を持って話す言葉がなかったり.

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