2008年1月23日水曜日

センター試験その後

リスニングをめぐる報道を読んでいると,実にあほらしく思えてくる.
だいたいあんな程度のリスニング能力を入試に問う必要性が全く理解できん.
監督する側の精神的負担や再試験になったときの監督者と学生の物心両面の負担を考えると,やめた方がはるかに有益なのではないだろうか.

使える英語を身につけるには間違うことを前提にしなければいけないのに,正しい答えばかり求めるからどうにもならん.
そのくせ使える英語の中身と言えば,たかだか「外人」としゃべりたいという程度しかでてこない.
はじめから話すものを心の中に持たないのになにを話すというのだろう.

その昔,大橋巨泉の番組で「こんなものいらない」というのが放映されていて,ちょうど自分の受験の直後に放映されたものが「英語教育」だった.
いちいち納得したのだが,受験前に見なくてよかった,というのが感想だった.
見てたらきっと同調してろくに受験英語を勉強しなかっただろうから.

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