先日見逃した鳥インフルエンザのヒトヒト感染に関するNHKの再放送されたドラマを見た.
昨晩はドラマだったが,今日はドキュメンタリーを放映している.
いきなりスマトラの集団感染の様子が流れている.
はじめての患者が出てから子供に感染,さらに親類に感染していく.
患者を看護した看護師に感染が確認できればpandemicが確認できるが,幸いにAソ連型インフルエンザだったらしい.
しかし,Aソ連型インフルエンザにかかっているときに鳥インフルエンザのH5N1ウィルスに感染した場合,強毒性のウィルスに変異する可能性があるらしい.
ちょうどジャカルタに滞在していたときは,鳥インフルエンザの感染防止をうったえるコマーシャルが盛んに放映されていた.
また,インドネシア政府はWHOの調査を拒絶し,鳥インフルエンザの特許を主張しているため,ワクチン開発のための研究を妨げている.
H5N1ウィルス(トリからトリ)が突然変異をしてヒトヒト感染が容易になれば恐ろしい事態になることは明らか.
この春休みはインドネシアに行こうかと思っていたが,どうしようか真剣に考え直している.
脅威をあおる番組だといえなくもないが,わからないことはわからないとしておくことが妥当だろう.
にしても,インドネシアの検体提供拒否は,現在どうなっているのだろう.
世界中で感染が拡大したとき,あのときのインドネシア政府の対応が,と指摘することになってしまうのだろうか.
2 件のコメント:
あのNスペの取材は大変だったみたい。何しろ鳥インフルエンザって分かったときには患者は亡くなっていて、しかもムスリムだから24時間以内に埋葬しちゃうから、鳥フルの疑いありという情報がある度に撮影に飛んでいってたらしい。
肝心のヒトヒト感染だけど、インドネシアの例も中国の例も家族内(縦方向)だから良いけど、これが血縁関係のない人に感染するようになると(横方向)マジでヤヴァい。しかも、インドネシアと中国って…。ヤヴァい。政府の無理が効く中国の方がマシかもしれん。
で、Nスペは見忘れたわけだが。
今年もよろぴく。
取材にまつわる裏話はいろいろありそうやね。
スマトラでの集団感染について、最初の患者が亡くなったときの映像が流れたのだけど、いきなり埋葬の場面が流されていて、思わず検死せんでええんかい!と思ってしまったよ。
インドネシア、ホントに大丈夫かなぁ。
中国は確かにいざとなると徹底的にコントロールするかもしれない。
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