日本に飛来する黄砂はきわめて細かい微粒子の状態で到達しているという話を聞いた.
マスクをして帰宅したらうがいをするのがいいということで,これではまるで風邪の予防と同じである.
さて,前回夜景しかアップできなかった栗林工業のペトリ・オリコールだが,日中試し撮りできた分をアップしてみよう.
自宅前の風景.
標準レンズは破綻がないな.
次はいきつけのお店での一枚.
ホワイトバランスを白熱灯に変えた室内での撮影になる.
AUTOホワイトバランスでの状態.
外での撮影.
絞りの状態の確認.
開放2での梅.
次は2.8.
1枚目と比べるとややピントがずれてしまった.
次は4.
またまたズレた.
5.6
8.
ここまでくると背景の形もかなりわかってくる.
11.
近接撮影だと絞りが11でもこれだけ背景のボケが残せるので,なんでも開放で撮ればいいというものでもないことがわかる.
このレンズ,あまり状態のよい代物ではなく,レンズの前玉に拭き傷が無数にある.
逆光での撮影ではかなり影響が出そうなのだが,まだ確かめていない.
最後にちょっとだけ逆光気味で撮ったものをあげてみる.
雲が出てしまいちょっと日差しが弱くなっていたのだが,左斜め上に太陽があり,右斜め下に緑の線が出てしまっている.
これがレンズの傷のせいで出たものか,通常のゴーストなのかはまだよくわからない.
花粉や黄砂も目に見えないのだが,レンズでいろいろ遊んでいると同じように目に見えない光の存在を感じることが多々ある.
モノを撮っているようで,実は光を写し込んでいるのだ.
湯川秀樹か誰だったか覚えていないが,目に見えないものといったタイトルのエッセイがあったように思う.
身の回りにあふれている素朴リアリズムの世界をもう一度見直すのもいいかもしれない.
2008年3月14日金曜日
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