2010年12月26日日曜日

不老庵の蕎麦

香椎宮脇の蕎麦屋,不老庵を先日訪ねた.
蕎麦絶滅地区ともいうべき福岡でこれくらいしっかりとした蕎麦を,しかも自転車で行ける距離で食べることができるのはとても嬉しい.

新そばの季節でもある今は,ざるを食べるのがふさわしい.
そば湯も濃い目で,これも私好み.

しかし,店内を切り盛りしている女将がいただけない.
なにかあると必ずと言っていいほど客に対して余計なひと言ふた言を付け加える.

閉店15分前に入ってきた客に対して「2時半が閉店です」と言ったりすれば,とっとと帰れと受けとられかねないし,その2時半前にはさっさとのれんを片付け出す.

そば湯のおかわりをすれば「蕎麦汁は有料です」とか「たくさんそば湯をいれてるんですけどね」等々.
ざる大盛りを頼んでも蕎麦汁は変わらないし,どこの蕎麦屋でもそば湯を頼めば蕎麦汁も追加するのにこれには驚いた.

先日頼んだざるでは薬味の葱も少ないし,これももう少し増やしてくれと言ったらきっと嫌味と受けとられかねない返答がついてくるのだろう.

だいぶ昔に訪ねた折にはこのおばさんは接客していなかったはず.
店内の切り盛りが必要だと思い,登場してきたのかもしれないが,せっかくの味を台無しにするような余計なひと言ふた言は封印してもらいたいものだ.

これは無理な要求かもしれないが,板わさや蕎麦がきなど,おいしいつまみも揃えているのに,閉店が午後2時半じゃあ,蕎麦をつまみにいっぱい引っかける客なんていったいどこにいるのだろうか.

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