2008年11月13日木曜日

久しぶりのいい話

たまたま研究室にいたところ懐かしい顔が.
この3月に卒業した知り合いの学生が特別支援学校の教員に採用が決まったとの内定報告に来てくれた.

彼女が入学したときとこちらの赴任が重なったこともあり,この学年には格別の思い出がある.
報告に来てくれた学生は感受性が鋭くて,いい意味での感情の幅のある人だった.
一度他の学生と飲みにいったときもこちらの話に涙したことを今でも覚えている.

卒業式で今後の進路についてたずねた時,近くの教育大学で一年間修士をしながら採用試験に備えるとの答えだった.
その時はやや不安に思っていたのだが,こうして久しぶり会ってみたらわずか数ヶ月で話し方から身振りまで急激な成長をしていて驚いた.

3月に内示が出て赴任先が決まるとのことで,それまでにまた何人かで集まろうと約束をして分かれた.
普段やる気をそぐような環境なので,こういう再会があるとわずかながら希望を見いだしてしまう.
もっときちんと絶望したほうが未来が開けるのかもしれないと思いつつ.

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