静かな生活
監督 伊丹十三
出演 渡部篤郎,佐伯日奈子,山崎努
大江健三郎原作の小説の映画化.
山崎努や宮本信子といった常連がやや後ろに退いて若手俳優主体の作品.
義弟ではあるといえ,原作も自らの手になるものでないこともあり,これまでの作品と若干トーンが違う.
大江健三郎の作品って恥ずかしながら『万延元年のフットボール』と『新しき人よ目覚めよ』くらいしか読んでない.
『万延元年』はマルケス風の味付けで一気に引き込まれて読み通した.
もう少し余裕ができたら他の作品も読んでみたいものではあるが.
さて,ここ数日福岡も寒さが厳しくなり,家でもアラジンのストーブが大活躍している.
数ヶ月前の原油高にともなう灯油価格の上昇で冬の燃料費が心配だったのだが,最近は下落幅が激しくてやや安心した.
それにしても,近所のスタンドで9月初旬にリッター188円だったガソリン価格が,きょう確認したら123円.
デフレ経済に逆戻りするのかはよくわからないが,5年にわたる好景気って本当に実感+恩恵を感じられなかったなぁ.
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