通常は月曜から金曜まで講義がある.
そうすると,週末の過ごし方は大抵土曜日に掃除をして日曜に月曜の準備をすることになる.
結局,学期のあるうちは名目上週休二日,実質一日を繰り返していく.
週末に研究会が,とりわけ遠方で開催されるとなるとしわ寄せが寝不足という形でくる.
今日は月曜だが,まだのんびりできた.
夕方は近所の香椎宮まで散歩.
久々にとりだしたペンFに50-90ミリのレンズをくっつけてみた.
夜は昨日作ったポモドーロのソースを使って肉料理と一緒にワイン.
このワイン,先日のオランダ出張からの帰りに空港の免税店で発掘したものだ.
普段はイタリアワインを主に飲むのだが,ちょっとめずらしい1999年ものが残っていたので試しに買ってみた.
この年はぶどうのできが比較的良く,はずれが少ない.
コルクにも生産年を刻印していた.
ラベル.
ナヴァル公であったアンリ4世の所領で1602年に作られたのがはじまりらしい.
1602年と言えば江戸幕府の成立直前.
ヨーロッパはこのナヴァル公アンリによるナントの勅令,続く彼の暗殺をひとつの契機として30年戦争へと突き進んでいく.
ナヴァル公アンリといえば,なんといってもイザベル・アジャーニがパトリス・シェローと組んで映画化した「王妃マルゴ」でのイメージが強いな.
この映画,京都映画祭でオープニングをかざり,それにあわせて彼女も来日する予定だったのだが,あえなく訪日は直前でキャンセルとなってがっかりした.
イザベル・アジャーニは一時のイザベラ・ロッセリーニともども,衰えない美の象徴のようだったのだが,はて,最近はどうしているのか.
あ,肝心のワインだが,こなれてくるととてもまろやかな味.
これだからボルドーのワインは好きになれん.
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