2007年9月28日金曜日

飲みすぎ

今週は連日のように自宅ではたまた外で飲んでいた.
ちと飲みすぎ.
摂生せんとあかん.

今晩は撮りためたコニカのカメラの画像をアップしてみよう.
古い順から,まずは1958年発売のKONICA IIIA
メカの情報についてはリンクを参照.
レンズに極小のカビがあるので早めに掃除に出さないといけない.



夕陽に赤く染まる前の空.
ヘキサノン・レンズの濃ゆめの描写がわかるなぁ.
次は薄くピンク色に染まった空.



ファインダーの二重像が薄くてピントあわせに戸惑ったが,できあがりはかなりピントが合っていた.
シャッターや巻上げ系統も順調で,レンズの清掃だけしたらフル稼働状態になりそう.

お次は1964年発売のコニカFM.





2枚ともに絞りを開放した状態.
ピント合わせがしやすいしCds露出計が一応参考程度には使える.
マウントがAR以前の古いタイプなので交換レンズに苦労するだろうなぁ.



逆光になるのだが,思っていたよりも手前の建物もしっかり写っている.

次もまだある.
1965年発売のEE Matic Deluxe.
自動露出&速度のカメラなので,ピントさえ合わせれば撮れるようになっている.

室内の様子.



次(↓)の写真はちょっと露出オーバー気味にこけがち.



家電屋とパチンコ店が広がる自宅前の風景.
殺風景だ.

下の写真は以前アップしたAuto S2を思い出させる.



これなんてしっかりこってり写ってて,かなり質がよかったのでは.
いくつかモデルチェンジして後継機種が発売されたようだし,そこそこ評判は良かったのかも.

最後はオートにして撮影した画像.



日差しの強い空を描くには露出をもう少し絞ったほうがいいのかな.
オートだと飛び気味かも.

さて,最後のコニカカメラ.
以前も載せたT3.
1973年発売.
実はなぜか手元に2台ある.

1台は1500円で入手,6千円の修理代を経て見事復活.
まだまだ使える.



ボケもいい具合.
ボケ方はちょっと平板だけど,普段使う程度なら問題ない.



雲に隠れた太陽.
綿のような雲の質感がもちっと出て欲しかった.
ま,カメラより撮影者の腕の問題でしょう.

2007年9月26日水曜日

満月の夕べ

ソールフラワーの名曲やねぇ.
久々に引っ張り出して聞きつつ書き連ねよう.

今日はブリュッセルから持ち帰ったチョコを食べた.



オレンジピール大好!
実家から送ってもらったコーヒーカップを久々に取り出して飲む.



今日は就職の決まった学生ちゃんに留年するかもしれない学生ちゃんの3人で焼肉を食べた.
というか,お祝いでおごった.

平均寿命80数年の人生のわずか4年しか過ごさない大学を,つつがなく卒業して就職する必要なんてさらさらないのだが,異なる選択肢をあえて選ぶには当人の姿勢と周囲の理解が相応にないと難しいことかもしれない.
大学3年の夏休みに留年を決意した人物は,まともな学生に接してはいけないのかも…

帰る途中で立ち寄ったジャスコで,なにを思ったか花を買った.



自分の部屋は僧院のように装飾のないのがいいと思っていたのだが,ジャカルタで絵を買って帰ってからは少しずつ,でも過剰にならないように絵や写真を飾りだしている.
とうとう花にまできたか…

満月は西欧では尋常ならざることの隠喩として使われる.
どうやらそれにしたがったのかもしれない.



ちなみにこの満月,兎が上にくるように180度回転させている.

いつもどこかに



ハイネケン.

5リットルで9ユーロ99セント.
約1600円は安いなぁ.

ケロちゃん

で,ケロちゃんSWの試し撮りをしてみた.



ちと周辺光量が足りないようだ.



ま,予想以上に撮れてたのでよかった.

2007年9月25日火曜日

組閣

防衛石破で外務高村,官房長官が町村というなんともいやな布陣にしたものだ.

衝動買いの実態

明日は朝から会議づくめ.
これがまた,くだらないのだ.
こんなんでお前,よく給料もらってんなって感想をいつも抱かされる.
時間の無駄でホントは寝ていたい…

寝不足確実の深夜だが,寝る前にやっぱアップしとこっと.



中古市で見かけたのは,ペンFの42ミリのレンズ.
これず~っと探していて,まさかここでめぐり合うとは思わなかったので,即取り置きをお願いした.



パックマン(古いか)のように目の前に広がる光景をパクッと取り込んでしまうかのようなレンズである.
ボディはすでに所有していたのだが,これも状態が良かったので一緒に引き取ることにした.

で,中古市で運命の出会いを果たしたのがケロちゃん.



てか,ケロちゃんでおなじみのコーワ製薬がかつて製造していたカメラ.
コーワSWいいまんねん.



パンテリンにはバドミントンのあとにいつもおせわになっておりまする.
それにしてもケロちゃんからは似つかわしくないモダンなデザイン.



そして広角28mm.
ああ,おれは広角野郎だ.



ま,ピントやらいろいろ制約は大きいのだが,製薬会社のカメラなので致し方ない…



このカメラ,ケプラー式ファインダーという珍しいファインダーを搭載していることでも有名.
ケプラーってあのケプラーです.
うえの写真でポツっと突起状に出ている部分がファインダーになる.



覗くとこんな感じ.
直接見るとびっくりの明るさ.
でも,ファインダーはただ画角を決めるだけで,ピント合わせとはまったく無関係なのだ.
それでいいのだ.

2007年9月24日月曜日

晩御飯

昨晩は衝動買いした勢いで寿司も食べた.
なにを食べたか,写真だけでわかるかどうか.



ひかりもん.



注文したときはなかったが,なぜか途中でにぎりが出てきた.



あぶり○○○



なぜかネタの名前がカタカナ.
輸入モンだからか?



これはなかなか難しい.
京野菜の寿司は有名だが…



これもちと難しいか…
踊り○○
ちなみに,踊り念仏ではない.



あぶり○○



これもあぶり○○
あぶってばかりだが,あぶらなくてもおいしい.

美味かった.

あ,ちなみに○○の数=文字数とは必ずしも対応していないことを注記しておこう.

アジア・フォーカス福岡国際映画祭

福岡はアジアの玄関口を意識して,いろいろイベントを企画することがある.
映画祭もそのひとつで,「アジア映画祭」と「アジアフォーカス福岡国際映画祭」という二つの映画祭が並存している.

福岡の人口や教養の程度を考慮すると,どう考えても映画祭を二つ企画するよりはひとつに絞ったほうが集客の点ではいいのではないか,とも思うのだが,まぁそれはおいておくとしよう.

去年は海外出張と重なりどちらの映画祭にも足を運ぶことが出来なかった.
今年も海外出張が重なり,アジア映画祭はパス.
アジアフォーカスのほうにこの連休中足を運んだ.

こちらの映画祭は確か佐藤忠男が総監督のような立場だったのだが,今年のプログラムからは地元の大学の先生に交代している.
これもどうしてなのかな.

今回見た映画はインド映画とウズベキスタンの映画.
22日はディーパ・メータというカナダ在住のインド系女性監督による作品を二本見た.
「炎」,「水」,「大地」と題する三部作が上映されたのだが,水と大地を見たことになる.
しかし,三部作のうち一本だけ見ていないというのは非常に居心地の悪い気分にさせる.
関係ないが,メータという名前は指揮者のズビン・メータと関係があるのだろうか…

「水」は1930年代インドにおける寡婦の問題を描いたもので,ヒンズー原理主義者からは撮影にあたってかなりの妨害があったらしい.
実際インドでの撮影は中止され,スリランカでロケをしたとのこと.

「大地」は独立期インドでの宗教対立がテーマ.
どちらの作品も,かなりレベルの高いもので,ボリウッドなんてうかれている場合じゃぁないぢゃないか,と思わせるものだった.

インドは中国と並び経済成長が著しいが,未だに社会構造は根強くカーストにより規定されているともいわれる.
また,宗教対立は依然激しく,グジャラートでの虐殺は記憶に新しいところである.

こうしたテーマを映画にすると非常に単純化された描き方をされないかいつも心配になるのだが,ディーパ・メータ監督の腕は確かだと感じた.
細かく言えばいろいろ問題点も指摘できるのだが,テーマの深刻さを鑑みれば,それも些細なことだろう.

三部作のDVD化を望みたいところだ.
教材としても充分耐えうる.

見逃したところでは,グスマンのドキュメンタリーがあった.
これもDVD化してくれないかなぁ.

会場は三つに分かれているが,メイン会場であるエルガーラ・ホールのあるビル.



真ん中のとんがり屋根がエルガーラ.
到着すると普通のビル.



隣の白いビルが福岡市役所となる.



エルガーラでの会場受付.
学割設定してあげればいいのに.
ただでさえ文化度が他の大都市よりも低いのに…

Konica Auto T3







先日に続くコニカ復活シリーズ第二弾.
マウントがARに代わった初期のモデル.

50ミリの標準レンズがついている.
絞りは1.7.

16に絞って撮影したが,なかなかカッチリ写ってるなぁ.
オートS2は,油絵ちっくな濃い描写をしていて,どことなくコンタフレックスとか一時期の西欧のカメラの描写を想起させたけど,こちらはもう現代風.
とはいえ,ややこってり系ではあるが.

今日は天神に出て大丸で開催していた写真展とカメラマンのトークショーを見に行ってきた(それ以外にアジア映画を見るという重要な用事があったのだが,これは後程).



織作峰子さんという方の写真展.
きれいな風景写真を撮るので,老若男女楽しめるタイプ.

写真展の入口横では地元のカメラ店の中古市が催されていて,なんてこったい衝動買いしてしまった・・・



ゴゴー商会による中古カメラ市の様子.
カメオタの外見は,いくつかに分類可能に思える.

2007年9月22日土曜日

きれいはきたない,きたないはきれい



近所の香椎川河口付近.
この川が博多湾に注ぐ地こそ,かの神宮皇后が朝鮮征討前に禊をし,髪をみづらに結い出陣した恐れ多くもかしこき地である.



河口部から御島崎をのぞむ.
左手の明かりのある場所が埋立地.
恐れ多くも畏くも由緒正しき地に埋め立てを行うなど,世も末である.

きっと神罰が下るに違いない.
神風が吹いて,ある日目を覚ましたら人工島は沈没していました,とさ.

落書



フィレンツェにて。

その国や街の特徴がでているものは、面白い。

フィレンツェは観光地なので,その側面でしか語られないが,フィレンツェ大学もあるしEU大学もある.
学生も欧州各国から集まっている.

また,フィレンツェの位置するトスカーナは,ボローニャほどではないにしても共産党シンパの多い地域だ.
それに学生が加われば,勢い政治的には革新的な姿勢をとることが多い.
京都みたいなもん.



毛沢東逝去31周年追悼集会のポスター.
こんなのが貼ってあるところなんて,他にはあまりない.
しかも主催は「イタリア・マルクス・レーニン主義党」.

2007年9月21日金曜日

カスパー・ダーヴィド風



ロマン主義的風景画を模してみた.
てか,たまたまだけど.

さ,朝の洗濯でもしよか.

2007年9月20日木曜日

アホな話

昨夜は風邪の状態もよくなったかな,と思い久々にヱビスビールを飲んだ.
…のが良くなかった.
夜中に猛烈なセキで,ほとんど寝付いたのが明け方.
で,8時には起きたので睡眠時間2~3時間でフラフラやった.

仕事場で採点作業を終え,夕方はバドミントン.
3名しか集まらなかったため,シングルの試合をするハメに陥った.
バドミントンのシングルって,ものすごく疲れるのだ.

帰りは昼に現像に出したフィルムを受取に行く.
CD-Rに書き込んだフィルムを3枚ほどアップしてみたい.
というのも,あらためて感じたコニカの実力(てか,ヘキサノン).



これは1964年に発売されたAUTO S2というカメラで写した空(なんとコニカはこの取扱説明書をダウンロードできるようにしてくれている!).
発色もこってりして,ヘキサノン・レンズ(45ミリ,F1.8)の威力絶大.

絞りを開放にした状態での描写もええどす.
うるさく言えばいろいろあるけど,これだけ写ればええやろ.



こんなにいい写りをするカメラが2千円ちょっとで買えて,4千円ちょっとでオーバーホールしたらこれだけの描写をする.
モノを大切にしましょう.
かつての日本の技術力は,やはり凄いものがあるのを実感.

次は撮りっきりコニカのレンズ.
超広角で,自分撮りができる使い捨てカメラのレンズをベースにしたもの(ヘキサゴン).
17ミリでF値は16.

これが想像以上に写るんです(こりゃ,フジだ).
わざと逆光での撮影.



ちとびっくりするような描写.

最後は名コンパクトカメラのヘキサーから2枚ほど.
えっちらおっちらフィレンツェまで持っていったかいがあったというものだ.



ピッティ宮の中庭から空を望む.



泊まったホテルのバルコニーから.
この下の通りはフィレンツェ一のファッション街.
プラダやフェラ鴨の店が軒を連ねる.

しかし,かえすがえすもコニカ(ミノルタ)のカメラ部門売却は残念だ.
ヘキサノン・レンズは,しばらく買いだろうなぁ.

*ヘキサーで撮ったものを2枚ほど追加しておきます.



ポンテ・ヴェッキオから.



路地.