2010年2月8日月曜日

ギーレンの芸術

最近写真ものんびり撮る余裕がないので,もっぱら自宅作業が中心だ.

キャプチャーでの音源の取り込み,編集,iTunesへの転送と曲名情報の編集.
結構時間がかかる作業で,本を読む時間がなくなってしまう.

最近はFMのエアチェックも直接パソコンに取り込んでいるので,ますます時間がなくなる.
とはいえ,考えれば安上がりな趣味で,加えて身銭を切って買うことのない楽曲を聴くよい機会にもなるし,一石二鳥と言えるかもしれない.

今日の午後は,ギーレンのコンサートをたっぷり3時間放送するとのことで,楽しみに録音を始めた.
ギーレンは,まだ学部生の頃からIntercordレーベルで発売されていたディスクをたまたま買って以来,つきあいの長い指揮者だ.
このCD,グレーを基調にした渋いデザインで気に入ってたが,途中でヘンスラーのレーベルに買収されたようで,今手に入るギーレンのディスクは正直ジャケットのデザインとしてはイマイチだ.

さて,ギーレンは生でもコンセルトヘボウで一度コンサートを聴き,アムステルダムでもベリオだったっけか,オペラの指揮で聴いているが,なんといってもザルツブルグで聴いたルルは,タイトル・ロールを歌うクリスティーネ・シェーファーのすばらしい歌と演技に加え,ルイーズ・ブルックスのパンドラの箱をベースにした演出とあいまって,いまだに鮮烈な印象を思い出すことができる.

これがDVD化されたら音楽界にとってすばらしい遺産となるだろうに.

肝心の放送だが,午後3時過ぎに石垣島近海で発生した地震の緊急津波警報の放送が入り中断されてしまった.
昔チェリビダッケのコンサートをエアチェックしていたときにも,くるみ割人形の途中で地震の放送が割り込んできたことがあったが,正直何とかならないかと思ってしまう.

ラジオ放送で緊急度の高い情報を伝達するなら,FMよりAMで流すべきではないだろうか.
FMを聴いている人が直接体感する地震なら,多分その人はラジオをAMに変えるかテレビをつける可能性が高いと思う.
電波の届く距離も短いFMであえて緊急放送を30分以上流すことに合理性がどれだけあるのか,疑問だなぁ.

幸い,中断した分の曲は後日放送されるとのことで,ひとまず安心.
昔は中断したままで終わっていたことを考えると,少しはリスナーのことも考慮してくれるようになったみたいだ.
とはいえ,再放送の時に外出なんてことがありえそうで,コワイ.
ギーレンのブルックナーなので,聞き逃せないのだが,再放送がいつのことになるのやら.

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