今日はツィメルマンのリサイタルにアクロス福岡まで出かけてきた.
アルゲリッチはもはやソロでリサイタルをおこなわず,ポリーニには今でも強い興味があるのだが日本で聴くときのチケット料金の高さと福岡まできてくれないこともあって,ツィメルマンの公演は個人的にとても重要な意義を持っている.
報告と講義の準備で寝不足だったので,必ずしも万全の状態で聴けたわけではなかった.
コンサートに出かけるときは体調管理が大変重要.
ツィメルマンがピアノを弾く姿を見ながら3年振りの演奏がついこの間のように思い起こされ,あらためて時の経つ早さと日々の時間の経過の遅さという心理的時間の流れについてあれこれと考えをめぐらせていた.
演目その他については明日以降時間ができたらあらためて書いてみたい.
ひとまず,パルティータの6番を弾いてくれて,この曲だけのためにでも十分出かけた甲斐があったというものだ.
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ32番の高音のトリルの均整の取れた表現はコスモスの領域に達していた.
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