2009年4月14日火曜日

レオタックスとシムラー

機材の整理中に久々取り出したレオタックス・メリットとシムラーの3.5/50.
シムラーはカビ跡が取れず手遅れの状態なのだが,試しに使ってみた.

フィルムはKodak Gold 100.
古い味わいが出るフィルムだと思うので,こういう組み合わせにはちょうどいい.

送信者 Leotax Merit


確かF11くらいに絞っていたはず.
なんなんでしょうね,この光源に近いところで反射しているのは.

次は5.6くらいだったかな.

送信者 Leotax Merit


割と撮れてるではないですか.

送信者 Leotax Merit


逆光気味撮影で試してみたが,これもまあまあ.

お次ぎは街撮り.

送信者 Leotax Merit


次は開放での描写.

送信者 Leotax Merit


これはもやっとした描写だ.
この日は春霞も出ていたので,輪をかけてもやもやだ.

別の日に絞って撮影(F11).

送信者 Leotax Merit


きちんと写っている.

カビ跡は逆光での光りの角度で影響したりする程度だから,普段使う分にはさほど影響はないみたいだ.
しかし,開放の描写はふわふわしすぎで,やはり街撮りスナップとして使う分にはいい程度のようだ.

シムラーのレンズは,その後トプコンに名称変更になる.
レオタックスはこのメリットを製造した翌年に倒産.
巻上げをレバーにするなど,バルナック型カメラとしては創意工夫に満ちていたのだが.

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