年末は伊賀越道中双六から六段目の沼津を聴いて過ごしていた.
第9はほとんど聴かず,フリッチャイの音源を聴いた程度で,ここ10年では最も少なかった.
これも23日に博多座で一年ぶりの文楽を聴いてから,義太夫を無性に聴きたくなったためだ.
しばらく聴いていないと,突如,義太夫熱がぶり返してくる.
2010年は,ついに三世津太夫の沼津がSPから復刻されたため,先に復刻されていた古靭の音源や住大夫師匠の録音と比べて楽しんでいる.
ちょうど大晦日は南座の顔見世興行で出された仁左衛門の沼津も放送されたので,歌舞伎との比較もできて面白い.
沼津は,ほんとうによく出来た曲だ.
毎年同じことだが,今年こそ仕事が進むように,健康に気をつけてがんばろう.
写真ももっと撮りに行きたいものだ.
0 件のコメント:
コメントを投稿