2009年7月17日金曜日

鬼平犯科帳

久しぶりに鬼平の放映があった.
鬼平のテレビというと子どもの頃に毎週放映されていた萬屋錦之助の鬼平が印象に残っている.
子供心に鬼平の雰囲気が水戸黄門や遠山の金さんと違っていたことは、この時代劇を特別のものにしている.
なにより,萬屋錦之助の鬼平の盗賊を一喝する表情のおっかなかったことは今でも鮮明に覚えている.

時は過ぎて20年ほど前から中村吉右衛門の鬼平がはじまって,いつの間にか放映の間隔が季節ごとに変わってしまい,時々しか見れないのがちょっと残念.

吉右衛門の鬼平は情にあふれた鬼平で,錦之助の鬼気迫る雰囲気とは違うのだが,それはそれで毎回ほろりとしてしまう.
必殺にジャニーズが出るようになって,大人の時代劇がますます減っているように思われるなか,鬼平には変わらずいてほしい.
エンディングのジプシーキングスにのった映像もそのままで,吉右衛門もそのままで.

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