2009年7月11日土曜日

池澤夏樹講演会

先日丸善に出かけた時,たまたま目にした告知.

送信者 日々是好日


「池澤夏樹 加藤周一を語る」という企画.
主催の福岡ユネスコ協会が毎年開催するセミナーに,加藤さんは合計で13回参加していたとのことだ.
こちらが福岡に来た2004年の夏にも,石橋湛山をとりあげたセミナーの司会として参加していた.
2008年も招聘の計画があったようだが,体調のこともあり来福はかなわなかった.

講演会の様子.

送信者 日々是好日


初めて行く会場ということもあり,15分ほど遅れてしまった.

iPhoneのカメラ,ホンマにあかんなぁ.
早くDark Roomのバージョン・アップが待たれるところだ.

講演では感情に流されない議論を組み上げることの重要性について話をしたり,フランスの状況をもとに日本の現状について問題点を指摘していく内容だった.

一般の聴衆向けには,あの程度の密度でよかったのだろう.
講演終了後,質疑応答の時間に移ったところ高齢の方からの質問や感想が寄せられていた.

池澤夏樹には,2001年かその翌年に沖縄で会ったことがある.
その時は,カリブのオランダ領の島から戻ったばかりで,沖縄と同様の条件にある島嶼の自立といったことを考えていて,話題もその点に集約された.

それ以来,久しぶりに話を聞いたのだが,まともに社会問題を整理して話をできる作家の少ない日本では貴重な存在なことは明らかだろう.

送信者 日々是好日


黒のPEN FTを持ち出したのだが,あいにくの雨模様であまり写真を撮ることはできなかった.
デジカメのPENは,一度予約したけれど,思い直してキャンセル.
もうしばらく様子見で,K-7も含めてどうするか考えよう.

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